環境保全活動を行っているWWFジャパンによって、お洒落な動物スタンプが作れるサービスが開始されました。
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
WWFのWITH STAMP
絶滅危惧種の動物をあしらったスタンプを作成できるサービスがWWFジャパンの活動の一環として開始されました。WWFはパンダのマークの自然保護活動を行っている団体で、WWFジャパンはその日本支部です。
さて、入力欄に名字を入力してOKを押すと、名字に合わせたスタンプのイメージが表示されます。自動生成ではないので、イメージはランダムではありませんでした。どのくらいの名字が収録されているのかは不明ですが、簡単に調べてみたところ、既製品のハンコがある名字なら収録されていそうな印象でした。
ちなみに、収録されていなさそうな珍しい名字で検索してみると「希少」と表示されました。要するにNOT FOUNDということ。希少と表示された方は残念ながら作成することはできません。
多い名字で調べてみた
文章で説明するのは難しいので、幾つか試しに検索してみました。日本を代表している名字の「佐藤さん」、「鈴木さん」、「高橋さん」で検索してみました。何がWITH STAMPなんだろうという疑問はこのスタンプイメージを見るだけで、あっという間に吹き飛びます。
1位 佐藤 WITH インドガビアル
名字ランキング1位の佐藤さんは、インドガビアルという絶滅危惧種のワニがあしらわれていました。
インド、ネパール。パキスタン、バングラデシュ、ブータンでは絶滅したと考えられ、ミャンマーでは絶滅した。
2位 鈴木 WITH タンチョウ
名字ランキング2位の鈴木さんは、タンチョウという絶滅危惧種の鳥があしらわれていました。タンチョウとは聞き慣れない名前だなと思い調べてみたら、なんと鶴でした。
タンチョウ(丹頂、Grus japonensis)は、ツル目ツル科ツル属に分類される鳥類。 その美しさから、日本や中国では古来深く親しまれてきた鳥である。
3位 高橋 WITH クロツラヘラサギ
名字ランキング3位の高橋さんは、クロツラヘラサギという絶滅危惧種の鳥があしらわれていました。
無人島の断崖にある岩棚に木の枝を組み合わせた巣をつくるが、古巣を直したり他の鳥類の巣を強奪することもある。
料金と目的
本体はアルミ製で、まるでシャチハタのような浸透式スタンプの代金は2000円(※記事を書いた時点では割引キャンペーンで1700円)で、送料や消費税が含まれています。
WWFはこのスタンプを販売することで、「600円」を野生動物保護などの環境保全活動のための「寄付」として受け取ることができる仕組みになっています。
まとめ
自然環境を保護するために「車の使用をやめましょう」や「エアコンの温度は控えめにしましょう」というような呼びかけもありました。しかし、車の使用をやめたり、エアコンが夏は28度で冬は26度の設定では明らかに効率が低下してしまうので、周知はされているものの徹底されているとはいえません。
日常的に使用するもので、自然環境に関心があることを自然にアピールすることができるアイテムとして、スタンプが選ばれたのではないかと思います。直接寄付するのは尻すぼみしてしまう方でも、スタンプを購入するだけで良いなら、気軽に「自然保護活動を支援」できそうです。
もしよかったら、あなたも環境保全活動のためにスタンプを作ってみませんか?もっとも、名字だけとはいえども個人情報ですので、作ったところでネット上ではアピールしにくいですが・・・。