系列ホテルの温泉大浴場も出入り自由!低価格でコスパ重視なら最適な「伊東園ホテル別館」に宿泊する
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
伊東園ホテル別館



本日は伊東園ホテル別館に宿泊します。伊東にある伊東園ホテルは、本館・松川館・別館という3館体制になっています。その中でも今回は別館です。伊東園ホテル別館は、伊東駅から徒歩約12分の場所にある旧大喜荘の居抜きで営業している温泉ホテルです。
本館は全国にある『伊東園ホテルズ』の発祥の地となっており、元々営業していた旅館やホテルを居抜きで復活させることで低価格かつコスパ重視の営業をおこなっています。今は同じ系列でも元々は様々な温泉やホテルの集合体となっているため、それぞれ特色のある建物となっています。



客室の様子


畳は張り替えられていたようでそれなりにきれいでしたが、壁は剥げており、調度品も痛みが激しいように感じました。あくまでも周辺の一般旅館等に比べて低価格に宿泊できることが目玉となっているので、いわゆる風情はあまり期待しないほうが良いかなと思いました。


低価格高コスパで人気になっているため、一般的な温泉旅館やホテルと品質面で比べるのがそもそもナンセンスかもしれません。もし大掛かりな改装などしていたらきっと周囲と比べても圧倒的な安さで提供することは出来なかったであろうことから、実用に耐えさえすればあとの細かい点については目を瞑るのがよいかもしれません。温泉に入れて部屋があるので、ある意味で割り切れる方にとっては良いのかなと思います。
水回りの様子


低価格な温泉旅館というとトイレは共用のものかなと思っていたら意外なことに部屋にお手洗いをはじめとした水回りもついていました。元々営業していた当時としてはそれなりに悪くはなかったのかもしれません。今となっては古さを感じさせますが、部屋についているという点は評価できます。
お風呂に関しては温泉なので大浴場に行くのが基本かなと思います。また、周囲にある伊東園ホテル3館で相互に湯巡り出来るようになっています。湯巡りの際には浴衣が目印になっているので、着替えてから行けば特に受付等も必要ありません。大浴場として規模が大きいのは『本館』で、温泉らしい雰囲気があるのは『松川館』となっています。それぞれ別の源泉から引いている温泉となっているので泉質にも差があるのですが、個人的には泉質で選ぶなら『別館』かなと思いました。
夕食の様子


夕食は食事処でビュッフェスタイルです。ビュッフェスタイルなので、好きなものを好きなように取って食べることが出来ます。
カニフェア


訪れたときは『ずわい蟹フェア』を実施していたので、ずらりとずわい蟹が並べられていました。季節や仕入れ状況によってキャンペーンが変わるので、その時々で楽しむことが出来ます。ずわい蟹は少なくとも人数分以上の量が用意されていたので満足に食べることができました。
揚げ物やお寿司


全体的に味は悪くなかったかなと思います。低価格でコスパ重視といっても食事に関しては概ね満足でした。ご当地のものと言われると微妙ではありますが、よくある温泉の人気メニューとして考えれば十分良かったかなと思います。ただ、人数の割には用意されている量が少なめになっているのか、無くなり次第補充はされているものの何も無い状態の時間もありました。時間制で何も無い時間があるのは少々困りますが、補充されないわけではないのでまだ安心です。



ビュッフェとしての品数は一般的かなと思いますが、そのなかでも茶碗蒸しがあったのは高評価です。茶碗蒸しは準備に時間がかかるので、和定食ならついていることが多いのですが、ビュッフェになると必ずしも置いてあるものではありせん。特に種類が豊富なことで知られている宿泊施設では当然のように茶碗蒸しも用意されているものの、一般的な規模のときに1品として出てくるのは稀かなと思います。
飲み物はアルコールも自由


飲み物はドリンクコーナーに用意されています。ソフトドリンクはコーラをはじめとした炭酸飲料などがあり、ソフトドリンクの他にはアルコール類もすべて自由に選ぶことが出来ました。生ビールにレモンサワー、地酒と、ドリンクコーナーにしては結構豪華でした。
朝食の様子


朝食も夕食と同じく食事処でのビュッフェスタイルでした。夕食と比べると朝食は軽めになっていますが、よくある旅館の朝定食メニューはひととおり用意されていたので、各自で好みに合わせて食べると良さそうです。



夕食でとにかくたっぷりと食べたので朝は軽くうどんで済ませるということにしました。ちなみに、ご当地のメニューとしては、焼き魚がありました。夕食も朝食もご当地メニューというよりは一般的に人気なメニューとなっているので、一応地のものもあったというのは新鮮でした。
カラオケルーム



宿泊者は1組約1時間に限り、カラオケルームも追加料金無しで利用することが出来ます。ただし、利用時間は先着順予約制となっているので、カラオケルームの利用を希望する場合は、チェックイン時に予約する必要があります。通信制カラオケのDAMシステムが導入されていたので、最新の楽曲も反映されていました。カラオケルームの利用は別料金ということが多いので、追加料金無しでカラオケを楽しめるのはとても良かったです。
おわりに
今回は伊東にある伊東園ホテル別館に宿泊してみました。建物や設備面では老朽化もみられましたが、その分周囲の他の宿泊施設よりも安価な価格設定になっている日も多くコスパ面ではとても満足できるホテルでした。夕食時のアルコール類やカラオケルームの利用などオプションが全て宿泊料金に含まれているというのも良い点です。とにかくコスパ重視で温泉宿に宿泊したいという方にはおすすめです。


