山梨・河口湖付近にある超有名スポット!海外誌掲載で話題の富士山と五重塔「新倉富士浅間神社」を参拝する
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新倉富士浅間神社


今回は新倉富士浅間神社(にいくらふじせんげんじんじゃ)を参拝しました。新倉富士浅間神社は山梨県の河口湖の近くにある富士山遥拝のための神社のです。江戸時代に盛んになった『富士講』と呼ばれる富士山信仰の拠点のひとつとして多くの人々が参拝に訪れています。富士山信仰は『富士山-信仰の対象と芸術の源泉』として世界文化遺産にも指定される日本の文化となっています。

展望デッキへは、398段もの石段を登らなければならない。
https://www.gov-online.go.jp/eng/publicity/book/hlj/html/202301/202301_05_jp.html
富士山の周囲には富士山遥拝所として数多くの『浅間神社』がありますが、その中でも新倉富士浅間神社は特に景観が良いことで知られています。本殿は山麓にあるので近いのですが、展望デッキは本殿から先は階段もしくはスロープを登った先にあります。本殿でお参りしたらそのまま上へと進んでいく流れがあるので、それに沿って進んでいきます。
戦没者慰霊の五重塔 忠霊塔


戦没者慰霊の五重塔 忠霊塔は、1962年に戦没者の位牌を納めるため建設された高さ19.5mの塔です。富士山とともに見える五重塔として知られていますが、戦没者の慰霊のために建てられた塔となっており、毎年慰霊の式典が開かれています。五重塔の近くには明治天皇の銅像も建てられています。
展望デッキから富士山を望む

五重塔の後ろ側に展望デッキがあります。展望デッキは2022年には富士吉田市が実施するクラウドファンディングによって整備されました。従来よりも高い位置から富士山を眺めることができるようになりました。この景色は、2015年のミシュラン・グリーンガイド・ジャポン誌や2018年のナショナルジオグラフィック誌の表紙に掲載されたことで、富士山信仰の文化とともに日本の象徴的な風景として知られています。

五重塔の先に見えるジェットコースターは富士急ハイランドのものです。


訪れた日は全体的に雲が多く、富士山が目の前にそびえ立つような景色は見ることができませんでした。かろうじて山頂付近がちらっと見えるくらいでした。もう少し見えてくれたら良かったのですが、絶景スポットとしての本領発揮はまた次の機会に持ち越しとなりました。
三国第一山


新倉富士浅間神社の鳥居には『三国第一山』という看板が取り付けられていました。ここで言う三国とは富士山を囲む『駿河・甲斐・相模』という3つの地域のことだそうです。現在の行政区分で駿河は静岡県、甲斐は山梨県、相模は神奈川県に相当します。
おわりに
今回は日本の象徴的な景観としても知られている『富士山と五重塔』を見られる新倉富士浅間神社を参拝しました。晴れてはいたものの雲が多く出てしまっていたので富士山を眺めることはできませんでした。視界が良好な日であれば、日本を象徴するような景色を眺めることができます。天候に関してはその時の運によるので、近くを訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。