りんごにまつわる雑貨を展示する博物館!長野・飯綱町にある「いいづなアップルミュージアム」を訪れる
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
いいづなアップルミュージアム

今回はいいづなアップルミュージアムを訪れました。いいづなアップルミュージアムは長野県飯綱町にあるりんごグッズを展示する博物館です。有料の常設展示室と無料のギャラリーホール・喫茶コーナーがあります。常設展示室は世界中のりんごグッズを集めた展示施設となっており、りんごグッズが好きな方は楽しめるかなと思います。久世福商店の展開するワイン醸造所『サンクゼールワイナリー』までの道の途中にあるため、気軽に立ち寄りやすくなっています。
常設展示室


いいづなアップルミュージアムの常設展示室は、りんごにちなんだ雑貨や書籍などが展示されています。常設展示室の入場料は一般300円、小中学生150円です。りんごというテーマで収集されているので、中には見かけたことがあるお馴染みの商品などもあるかもしれません。


飯綱町におけるりんご栽培は、牟礼地区において明治時代中頃からはじまり、次第に栽培技術が広まっていきました。町全域で本格的に栽培されるようになったのは、昭和に入り養蚕に代わり、桑の代替作物として植栽が進められてからです。1935(昭和10)年、旧三水村役場ではりんごの苗木1本10銭の半額を助成して普及に努めました。
https://www.town.iizuna.nagano.jp/docs/348.html
なぜ「りんごをテーマにした展示が行われているのか?」という疑問の答えは、りんごについての展示は町の歴史の展示でもあるからです。飯綱町では市町村合併が行われる前の旧三水村時代からりんご栽培が行われてきました。当時は1本10銭だったりんごの苗木につきその半額を助成して普及に務めていたそうです。1968年には日本一の生産量を誇ったこともあるなど、りんごが地域を代表するシンボルとなっています。



書籍は自由に手にとって閲読することができるようになっています。

りんごというテーマで様々なアイテムが集められているのでとても見応えがあります。りんごの世界観が好きな方にはとてもワクワクとする展示室となっていました。りんごというものは世界中で共通に食べられている食品でもあり、日本だけでなく世界中で様々なりんごグッズがあるようです。
ギャラリーホール

ギャラリーホールは、特別企画展が実施されている場合を除き原則として入場無料で見ることができます。訪れたときはりんごアートの人気投票が行われていました。全体的にはりんごに関連した展示が多いようですが、りんごに限らず様々な展示を行う展示ホールとして使われているそうです。
喫茶コーナー

いいづなアップルミュージアムの窓沿いにはアイカフェという喫茶コーナーがあります。イチオシメニューは、注文後に絞ってくれるフレッシュアップルジュース(1杯400円)だそうです。注文後に搾るので仕入れ状況によって使われるりんごの品種が変わります。
りんごの樹木


多品種のりんごの木もあります。りんごは接ぎ木で増やすことができるので、複数の品種のりんごを同時にひとつの木で育てることができます。


枝ごとに違う品種のりんごが成っているので見た目はとても不思議でした。
おわりに
今回は飯綱町にあるいいづなアップルミュージアムを訪れてみました。常設展示室はりんごグッズのコレクションの数々を見ることができ、併設の喫茶コーナーではフレッシュなりんごジュースを飲むことができます。移動の途中でフレッシュりんごジュースを飲みに立ち寄ってみるのも良いかもしれません。