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長野市の山間部にある天皇の間!気象庁の現役観測施設でもある「松代舞鶴山地下壕」を訪れる

長野市の山間部にある天皇の間!気象庁の現役観測施設でもある「松代舞鶴山地下壕」を訪れる

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

天然要塞の松代

松代の中でも特に高い建物が今回宿泊しているメルキュールホテル長野松代です。メルキュールホテル長野松代の南側には松代城というお城がありました。3方向を山に囲まれた平野となっており、武士が活躍した時代には天然の防壁に囲まれた地として発展してきました。

平野部から山の方へと続く道を上ってきた先に今回の目的地である松代舞鶴山地下壕というものがあります。松城観光の中では最も町外れにあるので自動車であれば問題ありませんが、徒歩だけで移動するとなると相当な距離があります。

松代観光には便利なレンタサイクル

今回はここまで来ることを見越してあらかじめ松代観光協会にてレンタサイクルを借りて移動して来ました。主要な観光スポットはすべて平坦な場所にあるのでレンタサイクルを活用すると快適に移動することができます。町内を走行するバスもあるにはあるのですが、本数も決して多いとは言えないので自転車のほうが柔軟に移動できます。レンタサイクルは1日500円です。

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松代舞鶴山地下壕

松代舞鶴山地下壕は、舞鶴山を中心に造られた地下壕です。日本政府の中央機能を移転する目的で造られたという象山地下壕とも地下の坑道でつながっていると言われています。現在では地下にあることで観測に不必要な影響が少ないことから、気象庁の地震観測装置が設置されて活用されているそうです。

地下壕の入口

現在も現役の観測施設として利用されているので、象山地下壕とは異なり内部に入ることはできません。地下壕の出入り口は厳重な柵で閉じられています。

無人の観測所

無人の観測所のため出入り口のシャッターが降りています。有人観測所時代には定期的に内部見学イベントが実施されていたようなのですが、残念ながら無人化に伴いイベントも実施されなくなってしまったようです。気象庁も合理化の波が押し寄せており、多くの観測所で無人化が実施されました。気象観測にはデータで取得できるものばかりではなく動植物の動きも含まれていたのですが、無人化に伴いそれらの観測も終了となっています。

天皇の間

気象庁松代地震観測所の目玉は天皇の間と呼ばれる和室です。出入り口の横にある『天皇の間』という案内にそって進みます。無人化されてからも観光で訪れた人のため天皇の間の前までは行くことができるようになっています。

窓から中を覗き込むと至ってシンプルな和室がありました。天皇が長野へ避難してきた際に使われることを想定して用意された空間だそうです。結果的には使われることはありませんでしたが、造られた際の経緯から『天皇の間』と呼ばれています。実際には職員の休憩スペースや控室として使われていたようです。

おわりに

松代象山地下壕を訪れた際にはぜひ合わせて天皇の間がある松代舞鶴山地下壕も訪れてみてください。いずれの地下壕も同時期に作られた関連の地下壕となっています。現在見学できるのは天皇の間のみですが、松代象山地下壕と合わせてみることで、より松代移転構想がどのようなものだったのかを感じることができるかなと思います。

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