長野市にある松代三山の住処!松代観光の際にひと休みできる「山寺常山邸」を訪れる
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山寺常山邸

今回は長野市松代町にある山寺常山邸を訪れています。山寺常山邸は松代三山と呼ばれる松代の有識者の1人であった山寺常山の旧邸です。のんびりとした雰囲気の武家屋敷となっており、雰囲気の良さは訪れた人々たちからも定評があります。『松代象山地下壕』という観光地に向かう途中にあるので、松代観光の際には休憩処としても利用することができます。入場料はなんと無料です。
書院

書院はいわゆる書斎のことです。書院は修復工事のために部分的に解体整備が行われています。家の母屋等は大正時代に失われて現存しておらず資料もないことからどのような建物だったのか良く分かっていないそうです。



外の光もよく差し込んでいて明るい良さげな部屋です。歩き疲れたら畳の間に座ってのんびりと過ごすことができます。書院の内部は『家』の作りとなっているのでなんだか親しみを感じます。


奥の茶の間にある丸い窓からは、紅葉の季節になるととても良い景色を眺めることができるそうです。
庭園



家の前には池のある庭園があります。ただ、庭園と言っても殿様の御殿とは異なり、鑑賞のためだけのものではなく、生活を支える機能も兼ね備えていたそうです。例えば庭園に植えられている樹木は季節ごとに果物が収穫でき、池は洗い場や養殖池を兼ねていたそうです。

母屋はやはり池の前にあったのでしょうか。大名屋敷は意外と残されていますが、中小規模の武士の屋敷というのはなかなか残されていないので、大正時代に失われてしまったというのは残念です。
土蔵ギャラリー


土蔵はギャラリーとして使われています。このときは季節の写真を展示する展示会が実施されていました。
おわりに
今回は山寺常山邸を訪れました。まだ紅葉の時期ではなかったので葉っぱも緑々としていました。紅葉の季節のは書院の丸窓から紅葉した木と庭園を眺めることができます。また機会があったら訪れたいなと思いました。