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長野市にある江戸時代の史跡!旧藩校がそのままの姿で残されている「松代藩文武学校」を訪れる

長野市にある江戸時代の史跡!旧藩校がそのままの姿で残されている「松代藩文武学校」を訪れる

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

松代藩文武学校

今回は長野市松代町にある松代藩文武学校を訪れています。松代藩文武学校は、松代藩の8代藩主であった真田幸貫によって計画され、設置された公立学校です。完成したのは真田邸と同じく真田幸教の頃だそうです。江戸時代には藩ごとに『藩校』と呼ばれる教育施設を設置し、人材育成を行っていました。藩を担う人材には文武両道が求められており、松代藩文武学校も例に漏れず、文学所や武術所が設置されています。

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入場料

剣術所

剣術所は剣道の道場です。壁沿いある畳の間は指導者たちが座る『見所(けんじょ)』と呼ばれる場所です。板の間で稽古をしている様子を見所から見て指導を行っていました。剣術所は現在でも定期的に剣道の大会の会場としても使われているそうです。

ちなみに、同じような間取りの柔術所もあります。柔術所も剣術所と同様に板の間の道場となっているため、います。現代の柔道は畳の間で行いますが、古武術では板の間で行われていたと言われています。

東序・西序

文学所の手前には東序と西序があります。教室として使われていた施設だそうです。ちなみに、松代藩文武学校に隣接して長野市立松代小学校があります。

文学所

正面にある建物が文学所です。文学所は文武学校の中でも最も大きな建物で、講堂や学校の運営事務のための役人詰所などが設置されていました。文学所は今風に言うなれば本部棟であり多目的ホールです。

文学所にある大きな部屋は講堂としても使われていました。

当主を始めとして来客があった際の控室は記念撮影スポットとなっています。衣装も用意されているので松代藩主になりきって来場の記念とすることができます。

来客の控室に続いて学校運営の事務所として藩の役人が務めていた部屋があります。藩によって運営されている学校だったので、指導者は主に藩の人材が当てられていました。

弓術所

弓術所は弓の練習をする施設です。土壁に設置された的に向かって弓を射ます。現在でも旧道の練習場として使用されています。

槍術所

槍術所は槍の練習をする施設です。歴史的な建物となっているため、天井の構造にも注目です。長くて頑丈な丸太をそのまま梁として使っています。

おわりに

松代藩文武学校は、敷地も含めてすべての施設が現存しているため、当時の学生と同じ景色を見ることができます。また、松代藩文武学校の素晴らしい点は、歴史的な建物を保存するだけでなく、現在でも建物はイベント等のために使用されている現役の施設となっていることです。隅から隅まで見て回ることができるので、日本の歴史やそのなかでも特に江戸時代に興味関心があるかたにはおすすめです。

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