真っ暗闇のお戒壇巡りで極楽の錠前を探せ!長野市にある日本仏教の原点「善光寺」を参拝する
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
長野駅から徒歩約30分


今回は長野市にある善光寺を訪れてみました。長野駅から善光寺までは徒歩約30分です。休日には長野駅に併設されている観光案内所から無料の街歩きガイドツアーも実施されています。
参道を進む



駅から善光寺までは雑居ビルや商店などが連なる大きな通りを案内看板に沿って進んでいきます。近づいてくると車道が終わって参拝用の歩道がまっすぐ善光寺の本堂まで続いています。駅から最短経路で向かうことができます。
参拝入場料

区分 | セット券 | 本堂内陣・お戒壇巡り券 | 山門参拝券 | 経蔵参拝券 |
---|---|---|---|---|
大人 | 1,200円 | 600円 | 600円 | 300円 |
高校生 | 400円 | 200円 | 200円 | 100円 |
小中学生 | 100円 | 50円 | 50円 | 50円 |
未就学児 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
参拝そのものには入場料はかかりませんが、本堂内や資料館を見学する場合は入場チケットの購入が必要です。QRコード決済など多くの決済手段に対応している券売機が設置されています。
日本仏教の原点 善光寺

善光寺は日本仏教の原点とも言える絶対秘仏の一光三尊阿弥陀如来像が祀られている寺院です。日本に仏教が伝来された宗派に分かれて行く前の寺院であるため無宗派とされていますが、現在は天台宗と浄土宗によって共同で管理されています。
山門



善光寺の参道の先に見えているのが重要文化財にも指定されている山門です。善光寺参拝セット券もしくは山門参拝券があれば山門の上に登ることができます。
本堂内陣・お戒壇巡り


善光寺本堂の見どころといえばお戒壇巡りです。お戒壇巡りは本堂の地下にある真っ暗闇の通路を進み『極楽の錠前に触れる』という体験です。絶対秘仏の一光三尊阿弥陀如来像は、誰も直接みることは出来ないということになっているため、鍵を掛けて仕舞われているのですが、その部屋の錠前が極楽の錠前として触ることができるようになっています。
真っ暗闇の通路でライトをつけるのは禁止されています。目安の線に合わせて手を壁に当てて、進んでいくと何やらガチャガチャとしたものに触れます。それこそが極楽の錠前です。極楽の錠前以外にはガチャガチャするものはなく、大きめの鍵となっているので、開始時からよっぽど位置がずれなければ探し当てることができるようになっています。

また、本堂の参拝をすると史料館も入館することができます。史料館には善光寺にまつわる歴史的な史料が展示されています。例えば善光寺の山門に掲げられている『善光寺』という札のかけ替える前に使われていたものなど歴史がある寺院ならではの展示物を見ることができます。
経蔵

経蔵は善光寺に納められたお経がある蔵です。内部にある輪蔵を回転させることでお経を読み上げたことになるという便利なシステムになっています。
ショップも参道仕様




参道にあるショップも善光寺の雰囲気に合わせた外観となっています。
おわりに
今回は善光寺を訪れてみました。本堂内陣のお戒壇巡りは暗闇の通路を進んでいき、秘仏へつながる鍵を探し当てるというまるで宝探しのような体験ができるので、訪れたからこその満足な体験をすることができるかなと思います。善光寺は日本の仏教の原点とも言える場所となっているので、長野市・長野駅を訪れた際にはぜひ参拝してみてください。