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町田駅から路線バスで約15分!秋には紅葉がきれいな風光明媚な公園「町田薬師池公園 四季彩の杜」を訪れる

町田駅から路線バスで約15分!秋には紅葉がきれいな風光明媚な公園「町田薬師池公園 四季彩の杜」を訪れる

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

町田薬師池公園 四季彩の杜

今回は東京都町田市にある町田薬師池公園 四季彩の杜を訪れました。町田薬師池公園 四季彩の杜は薬師池という池を中心として江戸時代の建物を移築するなど里山の環境を保存している都市公園です。東京都内ということもあって公園の敷地を一歩外に出れば市街地が広がっているのですが、公園内はまるでタイムスリップしたかのようなのどかな環境が広がっています。

東京都内の紅葉の名所としても知られている場所でもあるため、紅葉鑑賞のために訪れてみることにしました。町田駅からは路線バスに乗車して約15分、運賃は290円です。町田駅北口にあるバス停から、[町53]鶴川駅行もしくは[町55]野津田車庫行に乗車して、『四季彩の杜西園前』で下車すると最寄りです。

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西園のウェルカムゲート

薬師池公園の南西側に位置する西園エリアは別名でウェルカムゲートと呼ばれています。ウェルカムゲートという名前にふさわしく、園内案内所や喫茶店が設置されている現代的な商業施設エリアとなっています。薬師池公園そのものは風光明媚な里山風景を見られる公園ですが、西園は今風のおしゃれな時間を過ごすことができる場所となっています。

ライブラリ・ラウンジは休憩処を兼ねた図書室となっており、自然に関する本なども用意されているのでひと休みするのにもぴったりです。

ちょうど『エコな生活』にちなんだイベントが実施されていたので、ゴミを削減するための宣言が記載された木製プレートが展示されていました。

グリーンスローモビリティ

薬師池公園では西園から薬師池まで期間限定でグリーンスローモビリティの運行が行われています。来園者が広い公園内を快適に移動することを目的としているので、利用にあたって対象者の制限はなく「誰でも利用することができる」とのことでした。せっかくなので最初の目的地である『公園内にあるお寺』の前まで乗せてもらうことにしました。

グリーンスローモビリティは、電気自動車を使ったラストワンマイルを支える移動サービスです。公共交通機関で『入口』まで来てもそこから先のアクセスが『徒歩』に限られてしまうような状況は、これまで運行の都合や法律の壁もあり不便ながらも仕方がないものとして扱われてきました。そういった問題を解決するために導入が進められているのがグリーンスローモビリティです。一定の条件を満たすことで法律による基準が緩和され、より柔軟な移動サービスの提供が可能となっています。

普光山福王寺

最初に訪れたのは、普光山福王寺です。元は別の場所にあったそうですが、鎌倉時代に現在の場所へ移転してきたと言われています。都市公園内にあるもののれっきとした寺院で、宗派は高野山真言宗に属しています。薬師如来を本尊としており、野津田薬師堂とも呼ばれています。

旧永井家住宅

旧永井家住宅は重要文化財にも指定されている茅葺き屋根の古民家です。江戸時代に造られた建物で、多摩ニュータウンの造成に伴い1974年に公園内へと移築されて保存されています。ニュータウン開発が行われる直前まではこのような茅葺き屋根の家も都内に点在していたと考えるといかに急激に都市化が進んだのかというのがわかります。室内は暗めなので、明るい時間台に訪れることをおすすめします。

公園の中央にある薬師池

公園の中央にあるのが薬師池です。薬師池公園という公園の名前の由来にもなっている看板的な存在です。秋の紅葉時にはライトアップも実施される紅葉の名所となっています。

薬師池の北側にある芝生広場ではステージイベントも実施されていました。ついでに寒さを凌ぐため薪のストーブも焚かれていました。歩いているとそうでもないのですが、止まっていると寒さを感じる気候だったので、薪ストーブの前でしばらく温まってから移動しました。

案内の看板によれば薬師池はもともと薬師堂と同じく普光山福王寺の敷地だったそうです。

秋晴れの天気の中で紅葉も鑑賞することができました。風光明媚で景色も良い場所ということもあって記念撮影を行っている人たちも多くいました。

旧荻野家住宅

旧荻野家住宅はもともと町田市三輪町にあった医院兼住宅です。手前側の来客間と奥側の生活空間に分けられているなど構造は『町家』に近いものがあるそうです。

来客も想定した町家の構造となっているので、外側から見ると開口部も大きくなっており、旧永井家住宅との違いが見て取れます。

やくし茶屋

薬師池の辺には薬師茶屋というお茶屋さんが営業しています。

抹茶600円
お汁粉800円
あんみつ750円
みつ豆700円
ところ天550円
あま酒350円
お茶各種(昆布・梅・ゆず)300円
豚汁380円
焼きおにぎり450円
お餅各種(いそべ・あべ川・あんころ・みたらし)400円

お茶屋さんのメニューは抹茶が600円、お餅が各種400円でした。お茶屋さんといえば串団子のイメージがあるかもしれませんが、薬師茶屋では串団子ではなくお餅として提供しています。のどかでのんびりとした環境にてそこそこの価格で和風のおやつ体験をすることができます。

薬師池の水車

薬師池の水車は、水力によって精米をするための水車小屋です。水車が回転するのに合わせて臼が回転し、精米することができる様になっています。薬師池公園にある水車は町田市内に在住していた大工さんが風情を出せるようにと寄贈されたものだそうです。入口から内部を覗き込んで見ると装置としては作り込まれているようだったので、実際に動かすことも可能そうでした。

おわりに

今回は町田市にある町田薬師池公園四季彩の杜を訪れました。雑木林として残されていた区画を公園として整備して1976年4月に開園した都市公園です。都会から気軽に訪れることができる風光明媚な場所なので、のどかな環境でリフレッシュしたい方におすすめの公園となっています。都会の喧騒を離れてリフレッシュしたいという方はぜひ訪れてみてください。

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