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福島・磐梯町にある地酒蔵元!試飲販売コーナーも充実している「榮川酒造」の仕込み工程を見学する

福島・磐梯町にある地酒蔵元!試飲販売コーナーも充実している「榮川酒造」の仕込み工程を見学する

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

榮川酒造

本日は福島県の磐梯町にある榮川酒造(えいせんしゅぞう)を訪れています。榮川酒造は1869年に創業し、1989年に現在の地へと移転してきた日本酒の蔵元です。オーナーの親会社が変わりつつも会津の地酒を造り続けている歴史があります。訪れた際には間違いなく『榮川酒造』だったのですが、その後ウィスキーを製造する『天鏡株式会社の日本酒部門』というような扱いとなっていました。

本記事は、福島県観光交流課の主催する『ふくしま観光・夏コース』モニターツアープログラムに参加し、滞在に際して支援を受けて作成しています。

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酒蔵見学

榮川酒造の酒蔵は見学コースが設置されているので窓越しに内部を見ることができます。作業工程の中でも多くの工程で機械化が行われているため、見た目は日本酒の酒蔵というよりも内部はまるで食品工場のようになっています。

仕上げ工程

見学コースは配置の都合で工程が前後します。最初に見ることができたのは圧搾機という、酒と酒粕に分ける仕上げ工程の機械でした。設置されているのは調べてみた中では『ヤブタ式』と呼ばれる機械かなと思われます。板の間にもろみを挟んで横向きに圧力をかけていくことで搾る機械だそうです。圧搾機で絞られた酒は完成した『日本酒』となります。検査や容器に詰めるなどの出荷に必要な工程を経て出荷されます。

仕込み工程

酒米を洗浄して、水に浸し蒸すまでの工程が行われる機械です。日本酒づくりの中でも一番最初の工程と言えるかもしれません。浸漬(しんし)、蒸米(じょうまい)と呼ばれる作業が行われた酒米は発酵室へと移されます。

発酵工程

発酵室では蒸されたお米と米麹を混ぜ合わせてアルコール発酵するのを待ちます。適切な温度や湿度に保たれた部屋に設置された大きな樽の中で一定のアルコール度数になると仕上げ工程へと進みます。昔は木製の混ぜる棒を使っていたそうですが、現在では衛生面や軽量化のためステンレス製の棒が使われているそうです。

洋酒醸造への取り組み

日本酒と洋酒では製法や工程も異なりますが、美味しいお酒を作るのに必要な条件というものはさほど変わらないのかもしれません。2018年に設立されたウィスキー部門の『天鏡株式会社』を主導していた小池駿介は2022年に知床半島における海難事故に遭ってしまい、小池信介氏(父・榮川酒造会長)が引き継いだという経緯で、『日本酒の酒蔵』と『ウィスキーの蒸留所』の統合が進められているようです。

試飲販売所 ゆっ蔵

工場見学の後は『ゆっ蔵』という試飲販売所にて試飲をすることができました。まずは仕込み水です。仕込み水に使われている水は磐梯山の雪解け水を汲み上げて使用しているためとても滑らかな口当たりです。そして、現在取り扱いのあるいくつかのお酒も試飲させていただきました。看板商品の『榮川』は辛口でキレもよくすっきりとして飲みやすい日本酒でした。

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おわりに

今回は榮川酒造の酒蔵見学と試飲をしました。磐梯町という会津若松と猪苗代の中間付近にあるので、車であればどちらからでも行きやすい場所にあります。榮川酒造の看板酒である榮川は会津の地酒として地元で愛される銘酒となっているので、訪れた際にはぜひ会津土産として1本いかがでしょうか。

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