北海道では7月末に咲き始め!改修工事も佳境を迎えた旧本庁舎前庭の池で「睡蓮」を眺める
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改修工事も佳境を迎えた赤レンガ庁舎
今回は札幌にある北海道庁旧本庁舎(赤レンガ庁舎)の前を通りかかりました。北海道庁旧本庁舎は、1888年に建設された赤レンガ造りの建物で、1969年には国の重要文化財にも指定されています。2019年から2025年3月末まで耐震改修工事が行われており、工事が完了するまでは工事用の幕がかけられているので建物を直接見ることはできなくなっています。
工事用の幕にはほぼ実物大の建物がプリントされているので、雰囲気だけはしっかりと確認することが出来ます。街のシンボル的な存在となっているため、本物ではないプリントだったとしても、見えていないのと見えているのでは、インパクトが違います。
赤レンガ庁舎の睡蓮
今回は7月末に訪れたのですが、まだ睡蓮の咲く勢いはまだまだという感じでした。北海道では本州と比べて寒冷な環境となっているため夏の期間が短く、夏の花が咲くのも僅かな期間に限られています。睡蓮や蓮の花については、本州ではとっくに見頃を過ぎている7月末頃になってようやく咲き始めます。
緑の葉っぱばかりが目立っているのでまだ咲いていないのかとよく観察してみると、チラホラと咲き始めてはいたようでした。ただ全体量からするとようやく早めの花が開花した段階の様子でした。以前の8月上旬に訪れたときにはもっと勢い良く咲いていたのを考えると、まだまだ「咲いた」というにはとても物足りない状況でした。
おわりに
今回はちらっと咲いている睡蓮を見ることが出来ました。札幌では例年7月末頃から徐々に蓮が開花します。この時期は運が良ければ睡蓮も咲いていし、運が悪ければ咲いていないという頃合いです。「必ず見られます」とまでは言い切れないのですが、北海道庁旧本庁舎を訪れる場合は、期待しすぎずに様子を確認してみると良いかもしれません。