小型機沖止めでバス移動!AIRDOのHD139便で羽田から新千歳へ(2024年7月版)
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
夏休み直前の羽田空港
夏休みが始まる直前の7月中旬に羽田空港へやってきました。まだ夏休みを迎える前という日でしたが、空港はとても多くの人が集まっていました。数年前まで諸々の事情で閑散としていたのが嘘のようです。ただ、急激な需要増加についていけずに手続きがどこもかしこも大行列になっていたのは解消されている印象でした。相変わらず人手不足は続いているようですが、いっときに比べるとかなりスムーズになっていました。
飛行機まではバス移動
オープンスポットに駐機していたのでターミナルからはバス移動でした。保安検査場を通過したら階段を下ってバス乗り場へと向かいます。
先程まで雨が降っていたのでとても残念に思っていたのですが、飛行機に乗り込むときには降り止んでいました。
使用機材
- 便名:HD139
- 登録番号:JA12AN
- モデル:Boeing 737-781
- 運用開始:2014/10 〜
AIRDOでは2014年に登録されていますが、元は2007年にANAで導入された機材です。羽田札幌便は移動需要が大きいためより大型のB767型機が使われることも多く、AIRDOでは久しぶりのB737型機でした。また、奇遇なことに直近で同じく2007年に運用開始されたスカイマーク機にも搭乗していたので、同期的な存在の機材に続けて搭乗したことになりました。新しい機材なら導入時期が近いのも当然ですが、意外な偶然の出来事でした。
飛行中の様子
AIRDOの『ロコン(アローラのすがた)』とソラシドエアの『ナッシー(アローラのすがた)』の特別塗装機が隣り合わせで駐機していました。両社は2022年5月に株式会社リージョナルプラスウイングスという共同持株会社の傘下に入ったため、同じグループの会社となっています。ANAによる支援を受けてANAのシステムを利用しているという点で共通化できる部分や、運行エリアが北と南に分かれているので競合しないのも統合を後押しした理由のひとつだろうと思います。
視界があまり良くないので滑走路灯が点灯していました。まるで霧のようにモヤッとなっている雲さえなければ時間的に滑走路灯は消灯されていたはずですが、この日のように視界が悪いと日中でも点灯します。
東京上空は曇り空
離陸してからもほとんど視界がないような状態でした。雲よりも高い場所まで上昇すると地上付近で天候が荒れていても関係ありません。眼下の景色は厚い雲に覆われていて真っ白でしたが、太陽も青空も見えます。
美味しいホタテスープ
上空は比較的穏やかだったので、滞りなく機内サービスが始まりました。機内サービスで提供されているオリジナルスープはなんとホタテスープでした。ホタテの生産と消費のバランスが崩れて市場にホタテが余ってしまったときに救済措置として登場したホタテスープです。機内サービスで提供されるスープの中でもダントツに美味しい評判の一品です。
北海道上空
苫東厚真発電所が見えるということは北側からの着陸です。南側からの着陸のほうが着陸までの時間が短く、北側からとなるとより所要時間が長くなるのですがその分空港周辺の景色が見られると考えれば悪くはありません。
定刻通り到着
定刻通り通り到着しました。冬のマイナス気温に包まれてひんやりと冷気を感じるボーディングブリッジに比べると夏は快適そのものです。北海道も気温上昇で年々東京の気温に近くなってきてはいるものの、移動してきて少しでも気温が低いと体感ではかなり涼しくなったように感じます。
夏季は展望デッキも開放
夏季限定で開放されている展望デッキが開いていました。雪が積もっている時期は冬季閉鎖中と書かれた看板が設置されていますが、雪も氷もない夏は外に出ることが出来ます。
晴れていたので屋外デッキにもそこそこの人がいました。やはり晴れた日に展望デッキから離発着する飛行機を眺めるのは気分の良いものです。もちろん冷房が効いている部屋よりは暑いのですが、酷暑の東京とは違って屋外でのんびりと過ごすことができます。
JALのA350型機が出発していきました。全席座席モニター付きの機材となっており、国内線ながらも映画も楽しむことができます。スマホやタブレットなどが普及したことによって座席モニターも数を減らしていましたが、大手と格安のサービスの違いとして、再びアピールポイントとなっています。
おわりに
無事に札幌へと移動してくることができました。機内サービスのスープもとってもお気に入りのホタテスープが提供されていたので大満足です。出発地の東京はあまり天気が良くなかったのですが、到着地の新千歳空港は青空が広がる北海道らしい天気だったので良かったです。