人気映画の舞台!函館・五稜郭を一望できる五稜郭タワーへ

公共交通よりもタクシー推奨!韓国・大邱の夜景が一望できる絶景スポット「アプ山展望台」を訪れる

公共交通よりもタクシー推奨!韓国・大邱の夜景が一望できる絶景スポット「アプ山展望台」を訪れる

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

出発前にひとやすみ

韓国・大邱の観光スポットをいくつか巡って宿泊しているホテルへと一旦戻ってきました。ホテルのロビーにはラウンジの代わりにスタバのリザーブ店舗が入居しているので、リザーブ店限定の『ナイトロ コールドブリュー コーヒー』を飲んでひと休みしました。ナイトロ コールドブリュー コーヒーは、水出しコーヒーに窒素ガスを注入したもので、ブラックなのにブラックコーヒーならではのとがった苦みがありません。まるでミルクや砂糖を加えたかのようなマイルドな風味でありながらも後味はブラックのさっぱり感がある不思議な風味のコーヒーでした。

interact編集部セレクション
ホテルの予約がまだの方!セールやキャンペーンの詳細を確認して、今すぐお得な宿泊先を探しませんか?

大失敗だった公共交通機関での移動

結論から言うと、大邱市街地からアプ山展望台まで公共交通機関(地下鉄+バス)で行くことは大失敗でした。主な失敗の理由としては、費用と所要時間の2点です。まず費用の面でいえば、韓国はタクシー運賃がかなり安めに設定されているため、2人以上で移動すると、公共交通機関もタクシーも1人あたりの運賃は誤差レベルでしか変わりません。次に所要時間の面ですが、タクシーはたったの約15分で到着する距離を公共交通機関を使うと1時間近くかかってしまいました。

市街地に滞在している場合はホテルから『タクシー』に乗って行くことを強くおすすめします。タクシーの場合は所要時間約15分で₩12,000で移動することができます。公共交通機関は1人約₩6,000と2人ならとんとんで、仮に1台に乗れる最大人数の4人ならむしろタクシーの方が安いまであります。1人でも所要時間を考えるとタクシー一択ですが、2人以上なら迷うことなくタクシーが安くて早いので優位です。

バス停から徒歩約30分

公共交通機関で移動することの問題点はこれだけではありませんでした。経路は、まず地下鉄のアンジラン駅(안지랑)を目指して、そこから410系統のアプ山公園(Apsan Park)行きの路線バスに乗って移動したのですが、終点のアプ山公園というバス停は『公園の敷地に隣接しているバスの車庫』でした。信じられないことに、バス停からアプ山ケーブルカーの乗り場まではずっと登り坂で徒歩約30分かかります。

『アプ山公園というバス停』は、単に公園の敷地に隣接しているだけのバス停だったので、そこからイメージ通りの『アプ山公園』まではかなり歩かなければなりませんでした。徒歩分の所要時間も加算すると、公共交通機関の所要時間は『約1時間30分』ということになります。対してタクシーは『約15分』なので、どちらを選ぶべきかは明白でした。

タクシーであれば、少なくとも公園の入口か、ケーブルカー乗り場の前まで乗せてくれる場合があるそうです。指定したら必ず運んでくれるのではと思ったのですが、どうやら道路から公園の敷地内に入ってしまうので、「タクシーでどこまで入れるか」は乗車したタクシーのドライバー判断になるようです。

アプ山ケーブルカーの料金

区分往復料金片道料金
大人₩12,000₩8,000
小人₩8,000₩6,000
アプ山ケーブルカー 料金(2024年9月現在)

アプ山ケーブルカーの料金は、往復利用すると大人₩12,000、₩8,000です。片道料金も設定されているのですが、観光で訪れる場合は往復で乗車するのが基本かなと思われます。一応登山道も並行して整備されているようなので、ケーブルカーに乗らなくても行き来することは可能となっています。

ケーブルカー乗り場の上に掲示されている電光掲示板に表示されている時間が次のケーブルカーが出発するまでの残り時間です。出発時刻の数分前までにチケットの購入が完了していれば乗車することができるかなと思われます。まだ、17分あるといいうことは今行ったばかりというタイミングだったようです。

下の階にあるチケットカウンターが閉まっていたので、案内に沿って上の階に移動してみると、乗り場の横にある係員室にてチケットを入手することができました。現金のみしか使えなかったので、足らなければ両替してから訪れる必要があります。周囲には両替所どころかコンビニもありません。現金が足らなければ一巻の終わりです。

ケーブルカーで展望台駅へ

この日のケーブルカーは約20分間隔で運行していました。夏に訪れてうっかり公共交通機関で来たがために徒歩で30分も登りつつける事となってしまいあまりにも疲れたので山麓駅に併設されているカフェでアメリカーノを飲みました。良いのか悪いのか、さっぱりとしたアメリカーノはとても美味しく飲むことができました。

アプ山ケーブルカーは標高約180m地点から標高約510m地点までを約5分で結ぶケーブルカーです。大型の客室を持つケーブルカーのため、一度に多くの人数が乗車することが可能となっています。展望台駅に到着したら降りて右側へと進むとアプ山展望台があります。左に進むと標高約600mのアプ山の山頂へ向かうハイキングコースが続いています。所要時間はおおよそ1時間程度で登れるそうです。アプ山山頂にも展望台が設置されているので、時間に余裕がある場合はぜひ立ち寄ってみてください。

アプ山展望台

3分ほど歩くとアプ山展望台に到着しました。アプ山展望台には大きなうさぎのオブジェが設置されていて目印となっています。うさぎのオブジェの後ろ側には大邱の市街地を一望することができます。

アプ山は大邱の南側にある山です。アプ山からは大邱の市街地のほぼ全域を見ることが可能となっています。アプ山展望台は標高約500m地点にある展望台なので、高さだけで比べるなら東京スカイツリーの天望回廊450mと同じような高さからの景色を見ることができます。

観光名所の大邱タワーも見えます。大邱タワーの方が中心部に近いので訪れやすいのですが、景色を楽しむならやはりより高い位置から一望できるアプ山の方が良さそうに思います。

マップを見る限りは宿泊しているホテル『大邱グランドホテル』はアプ山から北東方面にあるそうなので、探してみても見つけることができませんでした。大邱も首都ソウルほどではないにしてもかなり大きな街なので、大きな建物もたくさんあって多くの人が住んでいるのが感じられます。

ケーブルカー乗り場の屋上展望台

ケーブルカーを降りて左へ進むとアプ山山頂へのハイキングコースがあるのですが、それをほんの少しだけ進むとケーブルカー乗り場の屋上へ行く階段へ行くことできます。ロープウェイ乗り場の建物の屋上にも展望スペースが設置されています。景色自体はうさぎのオブジェが設置されたアプ山展望台には及びませんが、比較的空いているのでこちらはこちらでのんびりと景色を眺めるのには向いているかもしれません。

ケーブルカーで麓へ戻る

本当はもう少しのんびりと滞在したかったのですが、思いの外時間が経ってしまっていたのでケーブルカーに乗って山麓駅へと戻ることにしました。あまりのんびりとしていると帰る時間が遅くなってしまうので仕方がありません。

おわりに

アプ山の標高約500m地点から大邱の市街地を一望できるアプ山展望台を訪れました。アプ山展望台の景色は良いのですが、公共交通機関に関しては改善の余地しかありません。行きの反省を活かして帰りはタクシー配車を利用しました。2人以上で移動するなら公共交通機関もタクシーも運賃はどっこいどっこいかタクシーのほうが安くなります。行きに約1時間半かけた苦労は何だったのかというほど、帰りの約15分はあまりにもあっという間の出来事でした。

interact編集部セレクション
ホテルの予約がまだの方!セールやキャンペーンの詳細を確認して、今すぐお得な宿泊先を探しませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です