韓国の高速鉄道で快適移動！首都・ソウル駅から東大邱駅までKTXで移動する
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
KTXソウル駅構内
韓国高速鉄道のKTXに乗車するためにソウル駅にやってきました。ソウル駅は空港鉄道、地下鉄が乗り入れる大きな駅です。仁川国際空港から空港鉄道に乗って来たらソウル駅で地下鉄に乗り換えて目的地最寄りの駅まで移動します。
駅構内にはファーストフード店やアウトレットモールが併設されています。2大ハンバーガー店のロッテリアとマクドナルドが隣り合わせで営業できているということが、とにかく多くの人が行き来するということを表しています。ドーナツの自販機もありました。単品ではなく箱に入ったドーナツのセットとなっています。どうやら『家へ帰る』のに手土産として持って行くことを想定して設置されているようです。KTXに乗車する前に『ぎりぎり思い出した人』のための気の利いた自販機です。
本記事は、大邱文化芸術振興財団の支援を受けて作成しており、観光誘致を目的とした滞在に関する情報を提供しています。
韓国の高速鉄道KTXに乗ってみた
空港鉄道や地下鉄は改札口があったのですが、KTXには『改札口』がありません。車内改札となっているのでチケットを入手したら出発案内標に記載されたホームへ向かい、そのままホームに停車している車両に乗り込みます。出発ホームは出発15分前位になると表示されるので、それまでは付近で待機していれば問題ありません。
停車していた高速鉄道KTX山川号は、韓国で独占的に鉄道車両を製造しているヒュンダイロテム製の車両です。とところどころ機械が設置されていたり連結部となっていたりで、乗り口が離れている箇所があるため、余裕をみてホームに降りてくる必要があります。
今回乗車する京釜高速鉄道線は全線で高速専用線を走行します。京釜高速鉄道線のソウル駅から東大邱駅までの最大速度は305km/hに設定されており、韓国内を圧倒的な速さで走行します。KTXには在来線経由や在来線直通という路線もあるびでｙすが、全線で高速専用線を走行するのでKTXでも最速の路線となっています。参考までに東海道新幹線は270km/hです。
ソウル駅を定刻どおりに出発しました。ソウルの隣の駅は数日間滞在していた『龍山』となっていますが、釜山行きのこの列車は通過します。駅を出発すると車掌さんが通路を巡回して、あらかじめ指定された席に着席しているかを確認していました。一部自由席もあるようですが、指定席なら特に切符を見せることもありません。
車内は若干壁や手すりが埃っぽいのが気になるものの、足元も意外と広くて揺れも少なかったので、まあまあ悪くは無いかなと思います。天候や事故等でダイヤ乱れが発生していなければ、基本的には定時運行となっていることや、多言語対応で日本語アナウンスもあるのはとても良いです。
東大邱駅に到着
釜山行きの列車なので東大邱駅は途中駅です。列車から降りたらすぐに釜山に向けて出発していきました。ホームと出口に2段ほど段差があるので、大きな荷物を持って移動すると大変です。大きな荷物があるなら飛行機のほうが良いかもしれません。
東大邱駅もKTXソウル駅同様に改札口はありません。ホームから連絡通路を通ってそのまま進んでいくと外にでました。出発ホームが表示されたらホームへ向かうという流れとなっているので、何番線から出発するのかの表示を待っている人たちで駅のベンチは埋まっていました。
おわりに
無事に東大邱駅に到着しました。東大邱駅は大邱広域市のターミナル駅として1969年に開業した駅で、韓国国内でもソウル駅に次いで大きな駅として知られています。より街の中心部に近いのは大邱駅ですが、鉄道はターミナル駅として整備された東大邱駅が拠点となっています。東大邱駅からは地下鉄やバス等で市内を移動することができます。
