景福宮からも近い韓国の伝統料理店！丸鶏煮込んだスープが美味しい「土俗村参鶏湯」で昼食をする
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
行列のできる土俗村参鶏湯
今回は昼食のために土俗村参鶏湯を訪れました。土俗村参鶏湯は地下鉄の景福宮駅から徒歩約3分ほどの場所にある参鶏湯専門店です。韓国の伝統的な家屋を再生した店舗が遠くからでもよく目立ちます。建物は昔ながらの外観をしているのですが、内部は改装されているので綺麗です。
本館と別館の2つの店舗があるのですが、本館の建物を利用しました。土俗村参鶏湯は韓国の観光ガイドブック等でもよく紹介されている定番のお店です。ランチタイムはとにかく混み合うので、予約なしで並ぶと席につくまでに1時間近く並ぶこともあるそうです。座席数も多いので長蛇の列の割には意外と早いようには思いますが、時間に余裕を持って訪れる必要があります。
本記事は、ソウル観光財団の支援を受けて作成しており、観光誘致を目的とした滞在に関する情報を提供しています。
韓国の伝統料理 参鶏湯
席に案内されるとすぐに参鶏湯が運ばれてきました。参鶏湯は丸鶏を調理して1～2時間ほどスープで煮込む料理なので、注文してから作り始めているのではとても間に合いません。来店数に合わせてあらかじめ予測で作られているため、席に座ってから提供まではとてもスムーズでした。
鶏の上に載せられているナツメグ等は悪い成分を吸収していると言われており、食べれないことはありませんが食べ無いのが基本だそうです。鶏肉をナイフで切り分けて食べます。丸鶏の内側には米が入っているので、スプーンで掬って食べます。鶏雑炊のような風味のお米を美味しく食べることができます。土俗村参鶏湯の参鶏湯は良い意味で癖が少なく食べやすい味です。参鶏湯は家庭料理としてそれぞれの家庭によって味が異なるもので、お店によっても味が変わります。
万国共通の鶏の出汁が効いた『鶏スープ』となっており、郷土料理でありがちな癖がとても少ないので観光客にも人気があるというのは理解できます。一方で癖が少ないことでシンプルに『鶏肉の出汁の出加減』や『スープの煮詰まり度』が重要な要素となっています。口コミによるとその日によって美味しい日とそうでない日が両極端となっているそうですが、訪れた日はなかなか美味しい参鶏湯を食べることができました。
高麗人参酒
お試しで高麗人参酒も用意されていました。お酒はお酒ですが、苦みが強くて風味は完全に薬用酒です。健康には良いのかもしれませんが、個人的には一口体験しただけでもう満足でした。
おわりに
観光客に人気で大行列のできる土俗村参鶏湯を訪れました。鶏の出汁を全面に出したシンプルな味付けとなっており、観光客にも人気な理由は食べればすぐに納得です。ある意味無難にご当地のものを食べたいという方は、土俗村参鶏湯であれば安心して食べることができるのでおすすめです。ディープな韓国料理を求めている方には物足らないかもしれませんが、観光客として考えれば良い選択肢だと思います。
