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電車で飲食が楽しめるPRイベント!開催にあたって波乱の展開を見せた「京急蒲タコハイ駅酒場」に参加してみた

電車で飲食が楽しめるPRイベント!開催にあたって波乱の展開を見せた「京急蒲タコハイ駅酒場」に参加してみた

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

京急蒲タコハイ駅酒場

今回はサントリーの実施する酒類PRイベント『京急蒲タコハイ駅酒場』を訪れてみました。地元の大田区商店街連合会との共催で、お酒がきっかけではありますが地域おこしのイベントとしての側面もあるイベントでした。そもそも街おこしにはもっと多くの人が対象となる『魅力』を扱ったほうが良いのかなとは思うのですが、少なくとも街おこしイベントとしての側面もあるものでした。

ところが、開催が発表されてからというもの、『不特定多数が利用する駅という公共の場において酒類の宣伝を行うことが相応しくない』という主張を行う規制団体の出現によって『駅で酒類のPRを行うことの是非』について大きく話題となっていました。イベントそのものの開催が危ぶまれていましたが、結果的には規模を縮小して無事に実施されました。

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入場するのは約20分待ち

京急蒲田駅に到着したら、駅の3階の2番線ホームにあるイベント会場へと向かうと入場待機列ができていました。約20分ほど待つと入場券を販売しているカウンターの前まで進みました。列に並んでいる人も多いのですが、ササッと1~2杯飲んだら出てくるというイベントの性質上回転率は良さげです。

入場料

種別価格
タコハイ1杯+餃子2個300円
ソフドリ杯+餃子2個300円

京急蒲タコハイ駅酒場の入場料は300円です。お酒のタコハイもしくはソフトドリンクと餃子2個がセットになっています。イベント会場の入場券を所持していれば出入りは自由となっています。イベントエリアに入るためには入場券が必要となため、ただ駅を利用しているだけの人はイベント会場に入ることができないようになっていました。

タコハイ駅酒場に入場する

入場券を購入するとおまけで天然水もプレゼントされました。酒場という名前だけあって、お酒だけでなくチェイサーの水もしっかりと用意されていました。タコハイ引き換えチケットと餃子引き換えチケットを持ってそれぞれの提供口へと行くと引き換えてもらうことができます。

餃子とタコハイを引き換える

餃子は蒲田でも人気のある餃子店2店『元祖羽つき餃子 你好(ニーハオ)』と『蒲田羽つき餃子 歓迎(ホアンヨン)』の餃子を食べることができます。引き換えチケット1枚につきいずれかの店舗の餃子2個と交換することになるので、どちらを選ぶか悩みどころです。

『蒲田羽つき餃子 歓迎』は、見分けがつけやすくするために羽なしで用意されていました。你好は王道の餃子で、歓迎のほうが小籠包のような餃子となっていました。どちらも美味しいのですが、しいてどちらかを選ぶなら、個人的には你好の王道餃子のほうが好みでした。

今回のイベントの主役の『タコハイ』も交換します。サーバーから1杯ずつ紙コップに注いでくれます。

電車の車内が居酒屋に

電車の中が飲食スペースとして開放されていました。空いているホームにイベント列車を停車することで実現しています。イベントの開催されている時間内は出発することも無いので、のんびりと車内で過ごすことができます。乗り遅れることも乗り過ごすこともありません。『電車に乗りながらお酒を飲む』ということは、昔から今に続いている旅情のある風景のひとつとなっていますが、そんな旅情を疑似体験することができます。

タコハイを飲んでみました。サントリーが『多幸ハイボール』という意味をつけて売り出した、焼酎を炭酸で割った飲み物です。プレーン系として紹介されて言うのですが、わずかに甘みがあります。フルーツ系のサワーと比べると甘さ控えめで食事等とも相性が良さそうです。こだわり酒場のタコハイは度数6%となっており、ビールと同じくらいの度数となっています。高度数を目玉にしているサワーとはやや方向性が異なるお酒です。

先頭から最後尾まで全車が飲食スペースとして開放されています。駅に停車しているだけなので空調も稼働しています。一部ドアカットされているので効き具合も良好です。通勤型のロングシート車でどの用に食事するのかと思われた方もいるかも知れませんが、一定の間隔ごとにサイドテーブルが設置されているので、無理なく飲食することが可能となっています。

ボックス席がある車両なら問題ないのですが、ロングシートしか無い車両だと向かい合って座ることはできません。その代わりに、複数人で向かい合いながら飲食できるようにホーム上にも机とテーブルが設置されていました。

『お酒を取り扱う』ことは明示されているイベントであり、参加するか参加しないかは『自主性』に任される部分です。乗降客のなかには『電車に乗るのを受け付けない体質』もいれば『人が密集しているのが受け付けない体質』もいるかもしれませんから、飲めない人にのみ配慮しろというのは暴論としか言いようがありません。そもそも、公共の場を利用するときは必ず『全年齢対象』のイベントを開催しなければならないとすると、余計に混乱を招きます。今後も『様々な年齢層ごと』のイベントが山ほど開催されることを楽しみにしています。

おわりに

全国ニュースにも取り上げられるほどの問題となっていましたが、会場は大きく盛り上がりを見せていました。宣伝活動は往々にして『声の大きな一部の主張』に飲み込まれがちです。中止を訴える団体の主張はもはや「個人的な感情による表現の弾圧」とすら感じる内容だったので、無事に開催してくれて良かったと思います。

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