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遊歩道から熱帯汽水域の自然観察できる!宮古島にある「島尻のマングローブ林」を訪れる

遊歩道から熱帯汽水域の自然観察できる!宮古島にある「島尻のマングローブ林」を訪れる

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

島尻のマングローブ林

本日は島尻のマングローブ林を訪れました。島尻のマングローブ林は宮古島の北部にあるマングローブ群生地です。マングローブとは熱帯の汽水域に生える植物です。単にマングローブと言っても実際には様々な種類の植物から構成されているのですが、総称としてマングローブと呼ばれています。

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熱帯汽水域の自然観察

島尻のマングローブ林は、『豊富な湧き水』と『奥まった入り江』という地形のお陰で、マングローブが群生しています。

マングローブ林ができるには、淡水と海水が混ざり合う汽水域が必要です。一般的には大きな川の末端部分にあることが多いようです。宮古島にはマングローブ林ができるほどの大きな川が無いため、湧き水と入り江という地形によって作られた汽水域という存在はわずかしか無い貴重な環境です。

全長約400mの遊歩道

駐車場から入り江の反対側まで約400mの遊歩道が整備されています。水上をまっすぐ突き抜けるように設置されているため、遊歩道からは安全にマングローブ林の中を散策することができます。周遊するタイプの遊歩道ではなく、通り抜けるタイプの遊歩道となっているので、最初の橋に差し掛かったあたりで折り返すことにしました。

マングローブの生き物には遭遇できず

小魚やヤシガニのようなマングローブで見かけることができる生き物を探してみましたが、訪れたときのタイミングでは特に見つけることはできませんでした。森林散策と同じようにマングローブ林にも生き物が潜んでいます。よくよく時間を掛けてじっくりと探したら何かしらの生き物を見つけることができるはずでしたが、滞在時間の都合もあるので諦めました。

マングローブならではの生き物を探していたところ、遊歩道の手すりに蝶が止まって休んでいるのを見つけました。静まり返るほどの中で蝶だけがふわふわと飛んで手すりに止まってという平和な時間が流れていました。

最後の最後まで木々の根本を注視しながら歩いていましたが、残念ながら蝶以外の生き物を見るけることができませんでした。タイミングが良ければ小魚やヤシガニも見ることができたかもしれません。

おわりに

今回は島尻のマングローブ林を訪れました。大きな川が無い宮古島ではなかなかマングローブが群生するのに必要な汽水域そのものが少ないのですが、入り江になっていて湧き水が湧いているという自然の条件が重なったことによって群生地となっています。青い海に白い砂浜といった絶景と比べると地味さは否めませんがとても貴重な環境です。自然に興味があるかたは是非訪れてみてください。

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