海水で満たされた神秘的な2つの湖！みやこ下地島空港17ENDの近くにある「通り池」を訪れる
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
下地島の通り池
今回は下地島の通り池を訪れました。下地島の通り池は、ごつごつとした岩肌の土地に突如として2つの穴がぽっかりと空いている神秘的な湖です。みやこ下地島空港の『17END』という飛行機鑑賞スポットの近くにあるため両方同時に訪れることができます。熱帯のジャングルを切り開いて造られた歩道がまっすぐ続いているので迷う心配はありません。駐車場から約100mほど歩いていくと池の前に出ます。
神秘的な池
木々の中を通って歩いていくと突然目の前に大きな池が見えてきます。この大きな池が通り池です。池と言っても内部に満たされているのは海水です。周りを岩で囲まれた入り組んだ地形となっていることで、内部は比較的穏やかで魚も多く生息している環境だそうです。海側から海中トンネルを通ってアクセスする必要があるため、ダイビングスポットとしても人気があるものの技術的には上級者向けになっています。
2つの池は地中でつながっている
通り池は遊歩道を挟んで左右の2つの総称です。2つの池は海中でつながっているそうなので、どちらか一方だけの水が増えたり減ったりということは無いそうです。
陸側の池よりも海側の池のほうがより近くまで近づくことができるようになっています。
海はゴツゴツした岩の先
通り池から先に遊歩道が伸びていたので更に先に進んでみましたが、遊歩道は途中で途切れていました。土台の部分だけが残されていたので元々はもっと先の方まで行くことができたようでしたが、訪れた時はなんとも中途半端な場所までしか行くことができませんでした。
後ろを振り返ってみると通り池の部分はなんとなく窪んでいるのが分かります。またその先にみやこ下地島空港のレーダーが見えました。みやこ下地島空港を離発着する際にもしかすると通り池も機窓から見ることができるかもしれません。
植物が育つのには適しているのか適していないのかよくわかりませんが、遊歩道からはテッポウユリと思われる花も見ることができました。
天候によって池の色が変化する
遊歩道の先端まで行って戻って来ると太陽が雲に隠れて池の色も変化していました。太陽が出ている時は明るい水色だったのが、雲に隠れたことによって深い紺色になってきていました。天気予報では雨がぱらつくということだったので、雨が降る前に戻ることにしました。
おわりに
今回はみやこ下地島空港の近くにある通り池を訪れました。ごつごつとした岩が続くなかにぽっかりと空いた穴がある不思議な池です。中に入るには海からダイビングしなければなりませんが、上から見るだけであれば遊歩道から手軽に眺めることが可能となっています。季節や天候によって色が変わるようなので、訪れた時だけの色を見ることができます。ぜひ近くを訪れた際にはその日だけの色を眺めに行って見てください。
