いち早く海開きした南国の島!ANAのNH87便で羽田から宮古島へ(2024年4月版)
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
春の大移動が落ち着いた羽田空港
毎年3月末の羽田空港は新年度に向けた移動で大混雑しますが、4月に入ってからは落ち着いてきます。大混雑の空港は保安検査を通過するのにも30分近くかかることがあるので、程々の混雑具合で安心しました。ササッと保安検査を通過してゲート前まで移動しました。
NH87便で宮古島へ
今回の搭乗ゲートは69番ゲートでした。羽田空港第2ターミナルの66~70番ゲートは国際線と国内線の併用スポットとなっています。限られたスペースで国内線は昼間が多く国際線は夜間が多いという需要の差に対応するため、区画を仕切れるようになっています。国際線にも対応できるように工事が行われたばかりだったということもあって他の国内線スポットと比べると真新しさを感じました。
使用機材
- 便名:NH87便
- 登録番号:JA816A
- モデル:Boeing 787-8 Dreamliner
- 運用開始:2012/11 〜
B787型機が導入開始された当初からの機体です。運行開始当初はバッテリーから白煙が上がる恐れがあるというトラブルもありましたが、バッテリーの改修が行われてからは大きなトラブルも無く大型機として乗客需要に応えています。ANAではB777とB787の2大大型機となっており、基本的には東京大阪間で使われることも多いのですが、今回は海開きして観光客が増えている宮古島線に入っていました。
飛行中の様子
ほぼ満席の状態で定刻通りにドアが閉まり出発しました。
国際線施設
羽田空港第2ターミナルには国際線施設が増設されました。完成してから長い事閉鎖されたままになっていたのですが、徐々に第3ターミナルから出発便が移ってきています。
VIP専用ターミナル
VIP専用ターミナル施設の前を通過しました。ニュース等で総理大臣が外遊に行った際にこの場所で取材が行われているので、使ったことがあるという人はいなくても、なんとなく見覚えのある建物なのではないでしょうか。国賓が訪れる際には歓迎の国旗が掲げられます。VIP施設の奥にあるのが貨物地区です。たくさんの貨物用コンテナが並べられていました。
羽田空港から離陸
離発着回数の増加のために2本の滑走路から同時に離陸する方式が行われています。反対側の滑走路からも同じくANAの機体が飛び立っていくのが見えました。向かう方向ごとに使用滑走路が分けられているので、離陸した直後はしばらく平行に飛行していますが、その後はどんどんと遠ざかっていきます。
関東上空
離陸してからぐるっと回って見えてきたのは城ヶ島です。城ヶ島大橋という橋でつながっているぴょこんと飛び出した島はとても特徴的ですぐに見分けることができました。
湘南海岸と思われる海岸が見えた後から雲が分厚くなっていき空からの景色は雲と青空だけになってしまいました。経路上には富士山もあるので見えるかなと期待していたのですが、雲が多すぎて富士山が見えるとか見えないとかそういう話どころではありませんでした。
機内サービス
しばらくして機内サービスが始まりました。日本国内を飛行すると言っても羽田から宮古島までは約2時間半と近場の国際線よりも長い時間空の上にいることになります。毎度おなじみのビーフコンソメスープやコーヒーを飲みつつ、映画を見ながらのんびりと過ごしました。飛行機は雲の上を飛んでいるので窓からの景色は青空が広がっています。
見えてきた宮古島
宮古島の天気予報は雨となっていましたが、ギリギリ曇りで留まっていたようです。太陽光が差す南国のリゾート地で曇りというのはなんとも残念でしたが、天気は希望通りに動いてくれるものではないので仕方がありません。
宮古島空港に着陸
同じく羽田からのJAL便は一足先にスポットに到着していました。手荷物の返却ではサーフボードを持って歩いている人も結構多く見かけた『観光シーズン』の幕開けでした。
カートにつけられている広告は『ダイビング』でした。ただ古いから錆びているのとは雰囲気の違う錆び加減が海に囲まれた島にやってきたという事を改めて認識させてくれます。
シーサーがお出迎え
荷物を回収したらロビーに出てみると大きなシーサーがお出迎えしてくれました。シーサーは沖縄の守り神です。路線バスもありますが今回はレンタカーで移動することにしたため、レンタカー会社の送迎車が来るのを指定場所で待ちます。宮古島は路線バスも走っているのですが、細かく移動するには車がないと不便です。
おわりに
羽田空港から宮古島へとやってきました。宮古島の海開きはなんと4月にあります。日本でもダントツに早い海開きに合わせて多くの観光客が早速訪れていました。滞在期間中の天候はあまり良い予報ではなかったのですが、晴れてくれることを願って楽しみたいと思います。