ココノススキノが開業して賑やかに！さっぽろ雪まつり関連イベント「すすきのアイスワールド2024」会場レポート

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

すすきのアイスワールド2024
Aブロック特大氷像エリア
Bブロック大小の氷像エリア
Cブロック氷彫刻コンクールエリア
Dブロックキャラクター氷像エリア
おわりに

すすきのアイスワールド2024

この記事ではすすきのアイスワールド2024をご紹介します。すすきのアイスワールド2024は、第74回さっぽろ雪まつりのすすきの会場として開催されている氷像の展示イベントです。会期は、2024年2月4日～2月11日でした。雪像の大通会場に対して氷像のすすきの会場となっています。札幌駅前通のすすきの駅より南側の2区画にわたって道路を通行止めにして、通りの真ん中に大小様々な氷像が並びます。

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Aブロック特大氷像エリア

すすきの駅から出て最初の展示は、企業PR用の特大氷像エリアとなっています。企業によってはライトアップまで行われていて氷像ならではの展示が行われています。特大氷像エリアの奥にあるのはココノススキノです。ココノススキノは2024年1月31日に2ndオープンと銘打って多くのお店が一斉に開店しました。ココノススキノが開業したことによって、長らく工事現場の塀しかなかった場所がとても明るく賑やかな空間となっていました。

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すしざんまいは今年も変わらず氷漬けの魚介類の展示でした。スペース的には変わっていませんが、なんだか昨年よりも多くの魚が入っているように見えます。

北海道といえばサッポロビールが地元として強い支持を受けていますが、サントリーも新商品の『サントリー生ビール』を投入して攻勢をかけています。

手に持っているのは瓶に入ったコカ・コーラです。コカ・コーラ社のコーラ瓶はひと目でコーラであることがわかるように作られた専用瓶となっており、瓶の形状そのものが商標としても登録されています。

アサヒビールはビールはビールでも低アルコールのビールに力を入れているようです。雪まつりの大通会場ではドライクリスタルの試供品配布も行っていました。一時期は『ストロングゼロ』という缶酎ハイを中心としたアルコール度数の高い飲料が流行りましたが、「飲み方としてあまり良いとは言えない」のも事実だったので、流れとしても反動が来たのかなと思います。

Bブロック大小の氷像エリア

2つ目のブロックは大小の氷像エリアです。特大氷像エリアはいずれも企業をPRするための氷像となっていましたが、大小の氷像エリアは企業PRのための氷像と市民氷像が半々くらいでした。宣伝のためという目的の氷像とはまた作り方が変わってきます。

まるですしざんまいの氷像をパロディ化したかのような氷像が設置されていました。氷の中に詰めるというアイデアは一般的にありふれたものではありますが、限られた会場の中で同じコンセプトの氷像がいくつも並んでいるのは少々考えものではあります。

『シマエナガ2024』は昨年に開催されたすすきのアイスワールド2023で展示されていた『雪の妖精シマエナガ』の進化版です。年を追うごとに彫刻の技術が向上して進化していくのを見れるとは思ってもいませんでした。昨年よりもシマエナガ本体のもふもふ感が増したように思います。

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Cブロック氷彫刻コンクールエリア

すすきのアイスワールドの中で最も見どころと言えるのが、氷彫刻コンクールエリアです。とても細かい彫刻が施された10体の氷像が並べられているエリアです。最優秀賞を巡ってデザインや彫刻の美しさといった氷像の出来栄えを競って作られており、冷たい氷の塊から削り出されて作られた氷像が、『創造性』『技量』『芸術性』という3つの審査基準に沿ってどれだけ美しいかが評価されています。

『八咫烏』という作品は、造形の細かさで言えば個人的には最優秀賞なのですが、なんと3番手の準優秀賞でした。

2024年の最優秀賞は『破壊と創造』という作品です。今にも動き出しそうな躍動感と、羽の1本1本が見えるという造形が最優秀賞に選ばれたポイントなのかもしれません。

賞に選ばれていないものも優劣がつけがたいとても見ごたえのある氷像が並べられています。氷彫刻コンクールの作品はすすきのアイスワールド初日の昼から2日目の朝までの期間で腕を競う競技として開催されているので、初日に訪れると氷像を制作している最中を見ることができます。

Dブロックキャラクター氷像エリア

すすきのアイスワールドの会場の一番奥のブロックには、写真撮影ブースもあります。スタッフの方が記念撮影をしてくれるので、グループで訪れている方たちにとても人気を博していました。

札幌のテレビ各局のキャラクター氷像も設置されています。道内で生活している人にとってはどのキャラクターもとても馴染み深いものに違いありません。他局のキャラクター同士が並べられているのはこの場所くらいかもしれません。

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おわりに

札幌で最も古いアパートとしても知られているすすきの市場の前までやってきました。すすきのアイスワールドの会場で歩行者天国になっているのもこのすすきの市場までです。今年も例年通り夜の街すすきのに映えるライトアップされた氷像を見ることができました。透明な氷から作られる氷像という特性上、ライトアップされた夜のほうが綺麗に見ることができます。訪れるときは日没後のライトアップが開始されてからをおすすめします。