台湾夜市をお手頃に体感!飲み屋街で見かける点心屋「ダパイダン105 ココノススキノ店」を訪れる
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
ダパイダン105 ココノススキノ店
すすきの駅に直結している商業施設のココノススキノの4階にあるフードコートを訪れました。ココノススキノは2024年1月末にセカンドオープンを迎え、2023年秋頃のファーストオープン時と比べると遥かに多くのお店が一斉に営業を開始しました。
フードコートエリアの中でもエスカレーター横にあるのがダパイダン105 ココノススキノ店です。ダパイダン105は飲み屋街と呼ばれる地域に出店している台湾料理店です。関東や関西など飲み屋が集まる街に出店しているので、もしかするとお店自体は知っているという方も少なくはないのかなと思います。
魯肉飯と点心セット
今回注文したのは魯肉飯と点心のセットです。点心セットは蒸した小籠包と焼小龍包が入っています。魯肉飯はそれだけの単品で注文することも可能ではありましたが、単品だと丼が1個トレーにポツンと乗っているというとても寂しい雰囲気となってしまいます。仕組みとしては単品で注文できるようにはなっていましたが、実質的にはセットで注文しないと収まりが悪いのがなんとも言えません。
魯肉飯
魯肉飯は煮込んだ肉を上から掛けて食べる台湾版の肉丼です。ダパイダン105の魯肉飯は箸で掴むことができるサイズの豚の角煮が入っていました。八角も控えめでとても食べやすいマイルドな味わいになっていました。八角は唐辛子のような刺激的かつシナモンのような甘いとても独特な風味の香辛料ですが、台湾では定番の香辛料としてたっぷりと使われているものが多かったのですが、ダパイダン105ではむしろ最低限まで減らすことで万人受けする味になっています。日本で何店舗も営業しているローカライズされた台湾料理店なので、その点は安心して食べることができるかなと思います。
小籠包
点心セットのせいろの中には、小籠包と蒸し餃子が入っていました。注文してから蒸しているようで、蓋を開けたとたんにもくもくと湯気があがってとても美味しそうな雰囲気が漂っていました。れんげの上に乗せて半分に割ると中から旨味の詰まったスープが登場します。厚めの皮のなかにはたっぷりとスープが詰まっていてお手軽に食べられる小籠包としてはなかなか悪くはない出来上がりでした。
ちなみに、色がついているものと色がついていないものでは特に違いは感じられませんでした。色がついているのは大抵の場合は味の違いを見分けられるようにするために行われるのですが、特に違いは感じられませんでした。
焼小龍包
せっかくなので焼小龍包も注文しました。ただ、焼小龍包に関してはそんなに良いとは感じませんでした。皮が固めでなんだか弾力のある肉まんのようなもので、個人的には小籠包のほうが美味しく食べることができました。あくまでも小籠包がメインで焼小龍包はおまけとして考えておけば期待外れということにはならないのかもしれません。
おわりに
ダパイダン105の魯肉飯や小籠包は、台湾夜市のテイストを残しつつも日本向けに大幅に食べやすくアレンジされて食べやすくなっていました。個人的には小籠包はまだ悪くないのですが、それ以外のメニューに関しては、本場台湾の味と比べてしまうとどうしても物足らなさはありました。フードコートでササッと食べるという条件においてはまあまあ悪くはないのかなと思いました。なんらかのときに台湾に思いを馳せたいという方にはおすすめです。