夕日に映えるクラーク博士像!冬季は雪原の広がる「さっぽろ羊ケ丘展望台」を訪れる
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
福住からバスで行く
直前まで札幌ドームを訪れていたので福住駅に直結している福住バスターミナルから路線バスに乗ってさっぽろ羊ケ丘展望台まで行きます。バスの運賃は市内料金で210円ですが、その他に入場料として別途600円の用意が必要となります。終点の『羊ケ丘展望台』停留所が有料エリア内にあるため、ひとつ手前の『福住3条9丁目』を過ぎて乗車すると自動的に展望台へ入場したことになります。210円はバス車内で、600円はバス停横の料金徴収所で支払います。
さっぽろ羊ヶ丘展望台
さっぽろ羊ヶ丘展望台は福住エリアにある展望台です。札幌の街並みを背景に「少年よ大志を抱け」の言葉で有名なクラーク博士の銅像と一緒に記念撮影することができるスポットとなっています。札幌の代表的観光地の一つでもあり夏にはとても多くの人が訪れます。
無料アトラクションの歩くスキーコース
雪まつりの会期に合わせてウィンターアクティビティとして歩くスキーを楽しむことができるイベントを実施していました。羊ヶ丘展望台自体は有料ですが、羊ヶ丘展望台を訪れた人であれば追加料金不要で歩くスキーが可能です。本格的にゲレンデを滑らなくてもちょっとだけでも雪国ならではの遊び方をするにはぴったりのイベントでした。
ただ、残念なことに訪れた時は時間が遅すぎたのですでに受付は終了してしまっていました。夜にはライトアップイベントも実施されるという案内が張り出されていましたが、そちらに関しても開催時間が終バスよりも後に設定されていたのでなかなか観光で訪れるには困難でした。
クラークチャペル
前回訪れたときには休館していたクラークチャペルも公開されていました。歩くスキーの受付と用具の貸出のカウンターがありました。
チャペルとして建設されたので教会にありがちな長椅子が設置されていたはずですが、パネル展示を行うための広場として使われていました。資料を展示するのも良いのですが、チャペルというからにはチャペルらしい空間を残すということも重要なのではと思いました。
さっぽろ雪まつり資料館
さっぽろ雪まつり資料館は前回に来たときよりもリニューアルされて綺麗になっていました。以前に訪れたときは大きな雪だるまのマスコットが居たのですが、きれいになるのと引き換えに撤去されて見当たりませんでした。若干汚れが目立っていたので仕方がなかったかもしれませんが、できれば象徴的な存在としてクリーニングして展示を続けてほしかったという気持ちもあります。
大通公園が新しいものを作る場だとすると羊ヶ丘展望台にある資料館は雪まつりを振り返るための場です。たった数年前の出来事でも回数を重ねていくと雪まつりの歴史の1ページになっていきます。過去に1度でも雪まつりを訪れたことがある方だと、中には懐かしい雪像の模型や写真の展示も見つけられるのではないでしょうか。
キツツキに遭遇
建物の外に出るとコンコンと拍子木を打ち鳴らすような音が響いていました。なんと木の上でキツツキが木に穴を開けている最中でした。札幌では白くてもふもふとした羽毛が特徴のシマエナガなど野生の鳥も多く見られます。シマエナガはなかなか遭遇しませんが、キツツキは見ることができました。
日が暮れてきたのでバスに戻る
しばらく滞在しているうちに次第に日が暮れて暗くなり始めていました。最終バスまではまだ時間的に余裕が合ったのですが、あまり長く滞在していても寒いだけなので、行きの折り返し便として設定されていたバスで福住駅まで戻ることにしました。
おわりに
夏には羊ヶ丘展望台という名前の通り、羊が放牧されていたのですが、冬には羊のかわりに雪原が広がる展望台となっていました。土地が開けた展望台ということもあり、とにかく寒いので来た時のほぼ全員が折り返し便に乗車していました。暖かい時期ならもう一本後のバスに乗車するのが良いかなと思いますが、冬は折り返し便で十分かもしれません。