缶コーヒーの製造工程を見学できる!札幌市清田区にある「北海道コカ・コーラボトリング札幌工場」を訪れてみた
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
北海道コカ・コーラボトリング札幌工場
今回は札幌市清田区にある北海道コカ・コーラボトリング札幌工場を訪れました。コカ・コーラは原料となるコーラ原液を製造する日本コカ・コーラ株式会社の傘下に、飲料製造拠点として全国にボトラー社を展開しており、北海道コカ・コーラボトリング株式会社はボトラー社のなかの1社で北海道地区を管轄する会社です。
札幌工場では工場見学も受け付けしており、事前の予約を行うことで工場見学をすることが可能となっています。とても大きな工場ですが、工場正門から中へと入ります。正門まで来れば守衛さんが工場見学の集合場所を案内してくれます。
自動化されて圧巻の工場内を見学
工場見学はまず会議室にて動画によるコカ・コーラ社についての紹介が行われ、北海道コカ・コーラボトリング本社に設置されている自動販売機を見ながら札幌工場で製造している飲み物の紹介があります。渡り廊下を通って工場へと移動し、自動パレット積み作業見学、搬出作業見学、缶コーヒー製造設備の見学、自動出荷待ち倉庫の見学の順に見て回りました。
缶コーヒーを充填する工程はビール工場で缶にビールを充填する工程とほぼ同一の流れとなっていました。効率の良さを追求すると飲み物の種類が変わってもどうやら同じような流れになるようです。充填された缶コーヒーは自動的にダンボール箱に詰められ、パレット積みされます。そして、パレット積みが終わったら出荷のときまで倉庫で保管されます。コンピューター制御で大きく高さのある倉庫内をひっきりなし出し入れされていくのは見ていて圧巻です。
出荷指示があると荷捌き場へと運ばれていきます。荷捌き場まで運ばれてきたらフォークリフトでトラックへと積み込みます。唯一作業員の方がいたのは荷捌き場だけでした。24時間体制で北海道各地へと向けて出荷が行われているそうです。
記念撮影コーナー
工場の建物内は撮影禁止となっているのですが、そのかわりに本社側に記念撮影スポットも用意されています。コカ・コーラの瓶の背景にQooちゃんと一緒に記念撮影することができます。
モニター画面付きの自動販売機には、歓迎の文言と名前を流してくれていました。このタイプの自動販売機は、遠隔操作でほぼリアルタイムに文字の変更や災害時に無償提供を行う設定を行うことができるそうです。余談ですが、清田区は地下に綺麗な水が流れており、札幌工場では工場内にある井戸から地下水を汲み上げて使用しているそうです。
試飲は瓶のコカ・コーラ
試飲では主に札幌工場で製造している飲み物の中から好きなものを1本選ぶことができます。数ヶ月前の2023年秋に登場したばかりのバナナ味のジョージアミルクコーヒーも迷いましたが、せっかく工場を訪れたので出来立てほやほやの『瓶のコカ・コーラ』を飲むことにしました。全く同じものを充填しているそうですが、やはりペットボトル入りのものと比べると瓶入りのほうが口当たりが良く美味しく感じます。
おわりに
コカ・コーラやペットボトル飲料はまた別の棟で製造しているそうです。コカ・コーラの製造が見られるわけではありませんが、製造から出荷までがほぼ全自動でコンピューター制御で行われているという点に焦点を当てるととても興味深い見学となりました。ベルトコンベアで荷物が流れているのを見るのが好きな方やコカ・コーラ製品が好きな方はぜひ訪れてみてください。