東京から郡山まで約1時間20分!最速で移動できる東北新幹線「やまびこ号」に乗車する
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
東京から郡山まで最速は新幹線
新幹線が多数発着する鉄道の一大拠点である東京駅を訪れています。東京駅から福島県にある郡山駅まで最速で移動できるのは新幹線です。東京駅から東北新幹線やまびこ号に乗車して郡山駅を目指します。移動にかかる費用は東京駅から郡山駅までの運賃は4,070円、新幹線特急券の料金は4,070円で、運賃と料金を合わせると片道8,140円です。
最安値で選ぶ場合は、高速バスが4,600~5,050円です。例えばJRバス東北と福島交通のバスが共同で運行している便は新宿から郡山まで所要時間として約4時間10分かかります。価格面で言えば高速バスのほうが安いのは事実ですが、目的にもよりますが朝からしっかりと動きたいときに東京から郡山を訪れる場合はやはり新幹線での移動が基本となります。
ちなみに、東京からの距離が絶妙に近いので成田空港及び羽田空港からの航空便は設定されていません。福島空港からは大阪・札幌と日本の五大都市のうち2箇所に就航していることからも分かる通り、大阪よりも離れた地域からの移動であれば飛行機もありですが、それよりも近くなると移動を目的とした飛行機利用は定期便だけでなく臨時のチャーター便を含めても稀なようです。
本記事は、福島県観光交流課の主催する『ふくしま発酵ツーリズム推進事業』モニターツアープログラムに参加し、滞在に際して支援を受けて作成しています。
やまびこ号に乗車する
改札内に入って福島・盛岡方面と書かれた看板に沿って東北新幹線のりばまで移動してきました。東京駅は始発駅なのですでに新幹線がホームで待機していました。飛行機の場合は出発時刻の10分前にはドアが閉まるのでそれよりも前から搭乗することができますが、新幹線の場合は出発時刻の5分前にならないとドアが開きません。出発までの時間が迫っていてドアが閉まっているので一瞬乗り遅れたかとびっくりしました。
今回乗車する『やまびこ53号』は全部で17両編成で、前方7両は山形新幹線つばさ号、後方10両は東北新幹線やまびこ号となっていました。山形新幹線との分岐点である福島駅で前後分割されて、前方のつばさ号は目的地の山形まで向かいます。指定席の窓側に座りましたが、途中の宇都宮まで隣席も埋まっていました。東京から宇都宮や福島までの快適かつ素早く移動する手段として、閑散期に設定されている日でも隣合わせを避けられない程度には混み合っているようです。
富士山
東北新幹線では、大宮手前にある浦和を過ぎたあたりで富士山を見ることができます。富士山の見える北限は今から向かう福島県だそうですが、平地でも見られるのはこのあたりが限界かなと思われます。浦和から富士山まで直線距離で約100km離れた場所にあります。
あまり雪の降らない関東平野で安定して見ることができる雪は、日本一高い山の富士山に積もった雪です。富士山は山頂から麓まで雪ですっぽりと覆われていました。
日光連山
宇都宮駅の前後で雪化粧となった日光連山の山々が見えてきました。大きい山は左から男体山、大真名子山・小真名子山、女峰山です。男体山の麓には日光東照宮があり、裏側には華厳の滝で知られる中禅寺湖があります。日光も江戸時代からの氷室が残っているなど良質な水と製氷が可能な寒い環境なので、平地では雪が降らないようなときでも雪が積もっている様子を望むことができます。
郡山駅に到着
郡山駅に到着しました。郡山駅を定刻通り出発したのを見送ったはずなのですが、この直後に東北新幹線の電気設備が故障した影響で、大幅な遅延や運休が発生したのはこのときはまだ知るよしもありませんでした。電気設備故障が発生したのは10時頃と発表されていますが、郡山駅到着が10時06分とおそらくほぼ同時刻の出来事だったようです。故障発生してからは全列車が直ちに緊急停車したそうなので、初報よりも前に到着できたのは運が良かったという他にありません。
おわりに
予定通り郡山駅に到着しました。新幹線で東京駅からは約1時間20分と案外近いのが福島県です。今回は福島県の発酵に焦点を当てたツアーに参加するのでワクワクとした気持ちで外へと向かいました。到着直後から新幹線が大幅な遅延や運休が発生したというニュースを見て、無事に駅まで移動することができてホッと安心しました。