鬼滅の刃無限列車編で溝口少年と呼ばれた理由!筑後船小屋にある「溝口竈門神社」を訪れる
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溝口竈門神社
今回は溝口竈門神社を訪れました。溝口竈門神社は福岡県筑後市溝口にある神社で、最寄り駅は筑後船小屋駅です。太宰府にある宝満宮竈門神社からの分社的な存在として設置された神社で、玉依姫命を御祭神としています。古くから地域の神社として存在しており、創立は平安時代にも遡るとされています。
鬼滅の刃というマンガやアニメとして大ヒットした作品の縁の地としても知られています。いわゆるコラボなどの行われた『公式の聖地』というわけではありませんが、名前や劇中の設定にある程度類似性が認められるとのことで、作者の吾峠呼世晴氏の出身地にも近くファンの間では『鬼滅の刃の聖地』として知られている神社となっています。
門の中に安置されている仏像は劣化が進んでいるものの袴の部分が市松模様であることを確認することができます。市松模様というのは鬼滅の刃の主人公である竈門炭治郎を象徴する模様として劇中に登場しています。
境内の様子
地域の神社ということで、境内が特に大きいわけではありませんが整備が行き届いています。かまどに掛けて火の神様としても祀られている神社ではありますが、玉依姫命は良縁の神様でもあります。鬼滅の刃では『たまよ』という名前の人物も登場します。
境内の西側には戦争で出征した人たちを祀る石碑など歴史を感じされる石碑の数々もありました。
絵馬掛けには鬼滅の刃に関連した絵が書かれていたりメッセージが書かれていたりと非公式ながらも縁の地として着々と人々に受け入れれらている様子が伺えます。
鬼滅の刃との関連性は?
溝口竈門神社は鬼滅の刃の縁の神社として知られている神社です。作者が明確に参考にしたとかそういった事情はありませんが、「物語の中で描かれている内容がなんとなく実在する神社との関連性を感じられるということでファンの間で話題になった」という神社でもあります。
鬼滅の刃無限列車編では、主人公の竈門炭治郎に対して炎柱の煉獄杏寿郎は「溝口少年」と呼びかけるシーンが登場しますが、主人公の名前は『竈門炭治郎』と言い「竈門少年」でも「炭治郎少年」でもなく何の脈絡もない「溝口少年」と呼びかけられる理由はありません。『溝口』と言い間違える理由として考えられるのはやはり『溝口竈門神社』という名前に少なからず心当たりがあるという設定だからではないかと考えられています。
おわりに
今回は筑後にある溝口竈門神社をおとずれました。鬼滅の刃の公式で認められた『いわゆる聖地』ではありませんが、細かく見れば見るほど鬼滅の刃との関連性を感じさせる歴史のある神社でした。駅からも離れていて訪れるにはやや難を感じましたが、鬼滅の刃に興味関心のある方はぜひ訪れてみてください。