格安航空でもT1出発で利便性抜群!PeachのMM525便で成田から福岡へ(2023年12月版)
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
目次
東京のLCC拠点 成田空港
成田空港を訪れました。国内線は基本的には羽田空港のほうが本数も多くて便利なのですが、東京でLCCに搭乗するなら成田が一大拠点となっています。羽田空港は国内線がもとから充実しているところにさらに国際線施設を拡大しており、成田空港がこのままでは都内から離れた『格安空港』になりかかっているという事については今後の動向が気になるところではあります。
出発までに時間があったので成田空港第2ターミナル内の『成田アニメデッキ』というお店を訪れました。LCCターミナルとして整備された第3ターミナルも日常的なお店は充実しているのですが、おみやげのような見てて楽しいようなお店は無いので、時間的に余裕があるなら他のターミナルを訪れるとより良いです。
Peachは第1ターミナル出発
ANA系列のPeachは、第1ターミナルからの出発です。第2ターミナルでぶらっとしていたので連絡バスに乗ってターミナルを移動します。LCCの殆どは第3ターミナルからの出発となっているのでうっかりしていると間違えてしまうこともあるかもしれません。PeachはANA便との乗り継ぎや設備の共通化のために第1ターミナル出発となっています。
座席が決まる運命のチェックイン
成田空港第1ターミナルの国内線出発は、国際線到着フロアにあります。国際線到着フロアの奥の方へと案内に沿って進んでいくと国内線のチェックインカウンターがあります。Peachのチェックインはセルフチェックイン機で行います。事前に座席指定していなかった場合はチェックインのときに自動的に配置されます。
保安検査場を通過して
第1ターミナルの国内線は、ANAとの共同で使用している設備となっています。LCCといえども第3ターミナルのように右から左まで低予算感のある内装とは大きく異なります。制限エリア内でも外と同じようなお土産店があります。第3ターミナルのお店はなんだか割高な設定になっていたことをふと思い出しました。
バス移動
バスに乗って飛行機まで移動します。ボーディングブリッジは無いので、ある程度余裕を持って搭乗口まで移動する必要があります。乗車するバスの隣には車椅子マークの付いたトラックが停車していました。ボーディングブリッジからであれば車椅子のまま搭乗できますが、沖止めバス移動ともなると車椅子のまま搭乗することはできません。そんなときに活躍するのだろう車です。
飛行機の前まで移動してきました。バスから降りたら階段で登ります。サンルーフ付きの階段です。晴れているので屋根はあってもなくても良いのですが、雨が降っているときには屋根の有り無しで乗り降りのしやすさが大きく変わります。
使用機材
- 便名:MM525便
- 登録番号:JA820P
- モデル:Airbus A320-214
- 運用開始:2017/12 〜
Peach就航当時の機材が現役で飛行していた頃に新しく導入された機材です。就航当時の機材が一気に置き換えが進んで逆に古株になりました。
飛行中の様子
通称フライングホヌと呼ばれるA380型機が駐機していました。どうしても国内線では就航できる空港にも限りがあることもあってどうにも使い余している感はあります。インパクトとしては大きいものの大き過ぎるというのは大変なようです。
きれいに見える富士山
夕方便だったので若干空気が霞んで見えましたが、概ねきれいに見ることができました。東京福岡線は晴れていると高確率で富士山を見ることができます。山頂よりも高い場所から絶景を見ることができるのは少しだけお得な気分になります。
天気の境目は雲がくっきり
しばらく順調に飛行していると晴れている場所と雲の多い場所の切れ目を通り過ぎました。目視で分かるほどくっきりと分かれています。天気予報ではその境から手前が晴れでそこから先が雨と表示されていた地域です。目的地の福岡も晴れていたら良いなと思いつつ窓の外を見ていました。
関門海峡
夕暮れになって本州の端にきました。小月飛行場という海上自衛隊の航空基地が目印です。そうこうしているうちに関門海峡を超えていよいよと九州上空へと入りました。関門海峡は本州と九州を隔てる海峡で、海運では日本海と太平洋を結ぶ要所となっています。
福岡空港に到着
概ね定刻通りに福岡空港に到着しました。ボーディングブリッジに付いたので歩く距離も短くて快適です。少ない機材で効率よく回すことでコストを抑えているため定時運航率が低めのPeachですが、この日は終日問題なく回りそうです。福岡空港に到着したこの機材も、降りた直後からもうすでに次の搭乗に向けた準備が進められていました。
おわりに
単純に移動したいだけのときには過剰なサービスのない格安という選択肢もあるのはやはり素晴らしいなと思います。機材繰りで欠航することや席もランダムなど、空を飛ぶバスのような乗り物というほど手軽さまでは無いものの、以前に利用したときと比べるとサービスとして洗練されてきている感覚はあったので今後にも期待です。