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吹き抜けの大水槽はジンベエザメが悠々泳ぐ!大阪港にある水族館「海遊館」を訪れる

吹き抜けの大水槽はジンベエザメが悠々泳ぐ!大阪港にある水族館「海遊館」を訪れる

はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。

大阪一の水族館 海遊館

今回は大阪港にある世界最大級の水族館である海遊館を訪れました。海遊館は公式で世界最大級としている大水槽のある水族館です。世界最大級の水槽である太平洋水槽には、展示施設3階分のフロアを吹き抜けにして作られている大きな水槽に、全長12mを超えるジンベイザメが悠々と泳いでいる姿を見ることができます。

大阪港は大阪市の中心部である難波からも地下鉄でおよそ20分ととても行きやすい場所にある水族館です。施設として大きいだけでなく行きやすい場所にあるため、とても多くの人が訪れます。家族連れからカップルまで大阪で水族館に行くと言ったら海遊館というように、関西地区を代表する水族館となっています。

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入館料

区分料金
大人2,700円~3,500円
小人1,400円~1,800円

海遊館の入館料は通常大人2,700円、小人1,400円です。多くの入場者が訪れるクリスマス期間及び年末年始は、通常料金よりも割高な特別料金が適用されて最大大人3,500円、小人1,800円となります。訪れる日に応じて価格が異なる変動性価格が採用されているため、もし訪れる際には予め時期に応じた料金を確認することをおすすめします。

館内の様子

入場口でチケットを提示して館内に入りました。館内に入るとまっさきに水中トンネルがあります。水中トンネルを抜けたら世界最大級の規模を自称する海遊館の展示が始まります。海遊館の水槽は複数階に渡って縦の高さを確保しているため、エリアごとや種類ごとに見ていくというよりも、いくつかの水槽を高いところから順に低いところまで見ていくという形の展示になっています。浅いところが好きな魚と深いところが好きな魚のように、魚ごとにも特徴があるので、同じ水槽でも高さがあるとまた違った見え方になります。

日本の森

日本の森というテーマで自然を屋内に再現した空間です。生き物としてはカワウソが展示されています。日本では自然界でカワウソを見ることはできませんが、遠い昔には森の中にカワウソが住んでいた時代もあったそうです。

7階の展示(各水槽の陸地)

アリューシャン列島水槽では海水温の低い北方の生き物が展示されています。

モンタレー湾水槽では、カリフォルニアアシカとゴマフアザラシが見られます。手前を勢いよく泳いでいるのはカリフォルニアアシカでしょうか。すばしっこく動くのでなかなかじっくりと見ることができません。

パナマ湾水槽にはアカハナグマというアライグマを見ることができます。アライグマは水族館ではなく動物園の区分に入りそうなものですが、海遊館では海の生き物に混ざって展示されています。

エクアドル熱帯雨林水槽ではピラルクとアロワナを見ることができます。どちらも形状はよく似ているのですが、色が黒っぽいのが淡水魚で最大と言われているピラルクで、白っぽいのがアロワナです。

カピバラもいました。

南極大陸水槽ではペンギンを見ることができます。陸地に羽を乾かしているペンギンに、水中を泳ぎ回っているペンギンなどペンギンたちの様子が見れます。

スタッフの方が潜水しているとペンギンが寄ってきていました。遊んでほしいのか、エサがほしいのか、スタッフの方から離れません。

タスマン海の水槽にはイルカが泳いでいました。大きな水槽で、イルカがのびのびと泳いでいました。イルカは本気を出せば時速100kmほどので泳ぐ事もできますが、ゆったりと泳いでいます。

グレートバリアリーフ水槽では珊瑚の間に住んでいる小さくカラフルな魚を見ることが出来ました。

6階の太平洋水槽

太平洋水槽は海遊館の中でも最大の6階から4階まで吹き抜け構造になっている水槽です。順路はこの太平洋水槽の周りをぐるぐると回りながら下へと降りていきます。太平洋水槽には地上部が無いので高さは他の水槽のほうが高いかもしれませんが、水槽面積が測るまでもなく圧倒的広さとなっているので、迷わず海遊館で一番大きな水槽と言えます。大きな水槽の中には全長12m以上のジンベイザメや太平洋地域に生息している大型の魚を見ることができます。

ジンベエザメの下にはコバンザメが付いていました。コバンザメはジンベエザメの腹部に貼り付くことで自力で泳ぐ事なく回遊しています。沖縄の美ら海水族館もジンベイザメは大水槽を泳いでいますが、おそらく水槽の高さに関しては海遊館のほうが高そうです。

6階の展示(浅い海中)

モンタレー湾水槽に戻ってきました。7階では地上部分を見ることができたのですが、6階では海面ではわずかしか見えなかった水中を泳ぐ海獣たちを見ることができます。

特設水槽は通路の途中に設置されている水槽です。マンボウが泳いでいました。

5階の太平洋水槽

太平洋水槽は海遊館の中でも1番大きい水槽です。吹き抜けのようになっているので、フロアが変わっても引き続き太平洋水槽を見ることが出来ます。ジンベエザメを下から眺めました。

5階の展示(中水槽の底部)

5階にはモンタレー湾やパナマ湾の各水槽底部と企画展示室があります。企画展示室ではその時のテーマに応じた魚が展示されています。訪れたときはぎゅぎゅっとキュートというテーマで、小さくてかわいらしいキュートな魚を集めた空間となっていました。

4階の展示(大水槽の底部)

タスマン海、グレートバリアリーフ、太平洋の底部は4階にあります。タスマン海とグレートバリアリーフは7階から4階までと4階分のとても高さのある水槽となっています。広さどこからどう見ても圧倒的に太平洋水槽で間違いありませんが、高さはタスマン海水槽のほうが高くなっています。

4階だけにしか無いのは日本海溝の水槽です。日本海溝の展示では伊勢海老が崖をよじ登っていました。どうやら健康チェックの時間だったようで、スタッフの方につままれている生き物もいました。

4階の太平洋水槽

4階は水槽の底の部分となっています。大きな水槽でも下の方を好む魚も少なくはありません。人が多く集まっているなと思ってよく見てみると、ちょうどエイのお食事タイムでした。スタッフの方から魚を口に運んでもらっている様子を見ることができました。食べたくなると「ちょうだい!」と近づいてきます。言葉が使えなくても意思を主張しているみたいで面白く感じました。

海月銀河

海月銀河はクラゲ専門の展示コーナーです。ミズクラゲやタコクラゲを始めとしたクラゲが展示されています。暗闇の中をゆらゆら漂っている様子が、まるで宇宙の銀河を眺めているようにも思える癒やし空間となっていました。

個人的には雰囲気重視で暗めだったので、もう少し明るくしてクラゲを引き立たせてるように照明を当てても良いのかなと思いました。

北極圏

コロンとした姿が大人気のワモンアザラシは天井の水槽でのんびりと浮いていました。

ユウレイクラゲ。海月銀河よりも北極圏の展示のほうが細部まできれいに見ることができます。ユウレイクラゲはパッと見では海を漂うビニール袋にしかみえません。亀が海月のかわりにビニール袋を食べてしまうというのも当然なのかもしれません。

フォークランド諸島

小さくてパタパタと歩いている姿が可愛らしいのは、ミナミイワトビペンギンです。南極大陸のペンギンと比べるとあまり泳ぐのは好きではないのか多くのペンギンが岩場でじっと立ちすくんでいました。

生き物と触れ合うことができるタッチプールもありました。

企画展

企画コーナーは期間ごとに展示内容が変わります。訪れたときには『てんてん展』といういろんな視点を考えてみるという企画展が実施されていました。

クラゲはポリプという小さな細胞の集合体ですが、分裂と突然変異を繰り返していくうちにそのうちじぶんとは別物として認識して排除するようになるそうです。

フジツボは幼体のときは自由に浮遊していますが、おとなになると固い殻をまとって一箇所に留まるようになります。フジツボにとっておとなになるというのはまさに『身を固める』という状況ということだそうです。

今にも食べられそうなナマコの展示がありました。水族館に展示されている魚介類の中には食材として人気の数々も揃っています。人間から見れば食材です。

鼓動を光で表現した空間もありました。色々な生き物の鼓動の様子を視覚的に体験することができます。これが水族館の展示というのは驚異的です。水族館にいるという事を一瞬忘れてしまうほどでした。企画展の部分だけでも商業施設等のイベントとして成立しそうな充実した展示で大満足でした。

おわりに

今回は大阪府にある海遊館という水族館を訪れました。大きな太平洋水槽を泳ぐジンベエザメをのんびりと眺めているととてもリラックスした時間を過ごすことができます。世界最大級の水族館を自称しているだけあって観覧後の満足感は充実していました。魚だけに留まらず海獣や鳥類も展示されていて見どころがたっぷりなので、ぜひゆったりと時間を取って訪れてみてください。

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