八女茶を体験できる喫茶コーナーも併設!昔ながらの伝統家屋でひと休みできる「横町町家交流館」を訪れる
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八女福島商家町
今回は八女福島商家町を訪れてみました。八女市は福岡県の南部にある街です。特産品である八女茶の産地として有名ですが、他にも九州で最も古い和紙の生産地とも言われており、福岡県でも有数の伝統工芸品の生産処としても知られています。八女福島商家町は、歴史や伝統を残す八女の江戸時代街並みを保存している歴史的景観地区です。
建物は2階部分の構造によって商人住宅と職人住宅に区分することができます。小さな窓が壁の合間についているのが『商人型』で、大きく広い窓があるのが『職人型』の建物です。商人型の住宅は商品を保管するための倉庫として使っていたことから開口部は小さく作られていて、職人型の住宅は職人が快適に過ごせることに重点を置いていたため大きな窓が用意されていたということのようです。
横町町家交流館
八女福島商家町の一角には、横町町家交流館という休憩所があります。古い建物を無料の休憩所として開放しているので、休憩しがてら昔ながらの家の構造を見学することができます。靴を脱いで畳の部屋に座っていれば歩き疲れた足も楽になります。
建物内には街並みについての展示物が用意されています。先程歩いてきた八女福島商家町についての解説や資料が用意されているので、街の作られた経緯について詳しく知ることもできます。
喫茶コーナーで八女茶を飲む
横町町家交流館には喫茶コーナーも設けられています。特産品の八女茶を気軽に飲むことができます。今回は夏に訪れていたので、夏季限定の水出し八女茶を注文してみました。期間限定の水出し八女茶は、朝からじっくりと水で抽出した八女茶をお茶の氷で冷やして飲むという余すところなく八女茶を飲むことができるドリンクでした。お茶の氷が使われているので薄まることも無く、最後の一滴までお茶として飲むことができます。八女茶は甘みのある緑茶なので、砂糖が入っていないのにまるで美味しいジュースを飲んでいるような気分でした。
おわりに
横町町家交流館には、喫茶コーナーが併設されているので、気軽に美味しい八女茶を飲むことができます。その場で飲むことも持ち帰ることもできます。九州南部への経路の途中にあり、観光地として有名な柳川も近いので、近くを通り掛かることもあるかなと思います。八女福島商家町を訪れた際にはぜひ横町町家交流館に立ち寄ってみてください。