九州ご当地の不思議な溶けないアイス!セリア・ロイルの「Mousse ムース(ミルク風味)」レビュー
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Mousse ムース(ミルク風味)
この記事ではセリア・ロイルのMousse ムース(ミルク風味)をご紹介します。ムースは九州では学校給食でも提供されているアイスデザートです。元々は、学校給食用に製造されていたプリンのバリエーションとして作られたババロアで、学校給食ならではの配膳に時間がかかるという問題を試行錯誤の上で改善したものが現在のムースへと繋がっているそうです。
株式会社セリア・ロイルは福岡県朝倉市に本社を置いているアイスクリームを製造しているメーカーです。1955年にロイヤルホストなどを展開しているロイヤルの前身となるキルロイ貿易のアイスクリーム製造部門としてスタートした会社です。2015年にロイヤルホールディングスから完全独立しており、元グループ会社となっています。
パックから食べる
パッケージはスタンディングパウチという特徴のある形状をしています。スタンディングパウチという名前の通り、柔らかいパウチ容器を立たせておくことができます。パッケージの端を切ったら、そのまま吸い出すようにして食べることができます。パウチ容器そのものは珍しくないのですが、アイスとして販売されている商品としては珍しい形状です。
プルプル食感の甘いアイス
九州の学校給食用デザートで人気のカップムースを食べやすいスタンディングパウチタイプで再現した商品。ミルク味で食感がとてもユニークなとけない不思議なアイスです。
https://www.seria-roile.co.jp/products/mousse/
ミルク風味を食べたので味についてはまさにババロアや牛乳プリンといった牛乳系のデザートの味です。味も美味しいのですが、注目すべきは味よりも食感です。アイスのムースはババロアとして開発された商品なので、ぷるっとした食感が特徴です。
スイーツとしてのムースはふわふわとした食感が特徴ですが、アイスのムースは凍っていてもなんとなくぷるっとした食感があり、溶けてくると凍っているときよりもより一層ぷるっと感が強まります。アイスとして食べるように冷凍されていますが、食べている最中にアイスクリームのように溶けて液体になってしまうことは無いので、屋外屋内を問わずに安心して食べることができます。パッケージと独特な製法によって気軽にパッと食べられる不思議な食感のアイスとなっていました。
おわりに
九州ではコンビニやスーパーでよく見かけるご当地のアイスです。ムースという名前ではありますが、ムースというよりもババロアを凍らせた冷たくて甘い食べ物でした。九州では当たり前に存在している食べ物なので店頭ではさも普通のように並べられています。ババロアが好きな方は九州を訪れた際にぜひ食べてみてください。