札幌のオアシスで睡蓮を楽しむ!北海道旧本庁舎(赤レンガ庁舎)前庭の池では8月上旬に見頃を迎える
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
北海道庁旧本庁舎(赤レンガ庁舎)
今回は北海道庁旧本庁舎(赤レンガ庁舎)を訪れました。赤レンガ庁舎正面を見たときに北側と南側に2つの大きな池があり、北側の池には睡蓮が植えられています。北海道で睡蓮が咲く8月には満開の睡蓮を見ることが出来ます。
北海道庁旧本庁舎は1888年に建築された煉瓦造りの建物で、明治時代の重厚感のある建物が残されています。建物内には赤レンガ庁舎を取り巻く歴史についての展示も無料で見学することが出来るスポットです。札幌を代表する景色のひとつとなっており、札幌市時計台と並んで人気の写真撮影スポットとなっています。
見頃は8月上旬の午前中
赤レンガ庁舎前庭の睡蓮の見頃は、8月上旬から中旬の午前中です。北海道は本州よりも1ヶ月ほど夏が遅く冬が早いので、植物の見頃も夏の植物は1ヶ月遅く見頃を迎えます。確かに、訪れた8月中旬は肌感覚で本州の7月と同じくらいの気候でした。
本州で蓮の見頃を迎えるのは7月上旬から中旬と言われていますが、北海道では8月上旬から中旬にかけてと1ヶ月遅くなります。場所が変わっても朝日とともに開花して昼過ぎには閉じるという蓮や睡蓮の特性は変わりません。時期は良くても午後になると閉じてしまうので、蓮を見るのであれば午前中に訪れることは必須です。
前庭の池で睡蓮を眺める
机上の計算では見られるはずという結論には至っていましたが、自然の植物はその年の気候によっても早くなったり遅くなったりするものなので、到着するまでは本当に咲いているのか半信半疑でした。いざ北側の池にたどり着いてみるとたくさんの睡蓮が花を開いていました。今回訪れたのは8月中旬のある日でいたが、意外と咲き始めたばかりだったようで花びらが落ちていませんでした。これよりも早いとむしろ蕾しか見られなさそうでした。
本州でも涼しい年は遅めの7月下旬まで見ることが出来るので、北海道では8月下旬までの午前中なら咲いた花を見ることが出来るかもしれません。ただ、北海道の場合は夏が短く9月に入ると急激に気温が下がり始めます。そうなると暖かい時期に咲く蓮や睡蓮とは相性が悪いはずなので、やはり北海道旧本庁舎(赤レンガ庁舎)前庭にある睡蓮を眺めるのであれば8月中旬頃が良いのかなと思います。
鯉や鴨も泳ぐ
前庭の池には鯉や鴨が泳いでいます。睡蓮は短い夏の期間限定の植物ですが、鯉や鴨は雪が積もっていなければ見ることが出来ます。北海道の印象として大草原や大海原という事を思い浮かべるかもしれませんが、札幌はビルや家屋が立ち並ぶ市街地です。北海道庁旧本庁舎の前庭は街なかにあるオアシスとなっています。
おわりに
北海道庁旧本庁舎(赤レンガ庁舎)の前庭の池を訪れて睡蓮を眺めてきました。訪れた8月中旬には綺麗に満開となった睡蓮を眺めることが出来ました。北海道では8月上旬から中旬にかけてが見頃を迎える時期です。名所や群生地というほど広い範囲に植えられている訳ではないものの8月中旬に近くを通るのであればぜひ立ち寄ってみてください。きれいな睡蓮を観ることが出来るかもしれません。