183系リバイバル塗装の特急大雪に遭遇!旭川駅から札幌まで「特急ライラック」に乗車する
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
183系リバイバル塗装の特急大雪
旭川から札幌行きの特急ライラックに乗車するときにタイミングによっては特急大雪が停車しているのを見かけることがあるかもしれません。特急大雪は札幌から網走までの特急オホーツクが無い時間に設定されている区間特急です。特急ライラックと特急大雪は相互に接続しており、旭川駅で改札をでなければ1本の列車を乗り通した扱いになる特例もあります。
特急オホーツクと特急大雪では、2023年春までキハ183系気動車という国鉄時代の古い車両が使われていました。キハ183系も老朽化が激しくついに特急おおぞらに使われていたキハ283系へ置き換えが決定され、ラストランに向けてリバイバル塗装が行われています。キハ183系が北海道を走り始めた頃の塗装だそうです。今の青系の塗装も良いですが、暖色系でワクワクさせる旧塗装も素敵です。
特急ライラックに乗車する
特急ライラックは電化区間を走るので789系電車が使用されています。北海道では気動車特急も電車特急もほとんど乗り心地に違いはありません。電車特急のほうが若干静かではありますが、電車のほうが設備が上等で気動車のほうが設備が劣るということもありません。今回乗車したのは側面に富良野の風景が描かれたHE-204編成でした。
何事も無く無事に札幌駅に到着しました。札幌と旭川を移動するときに高速バスも人気ですが、快適さと所要時間では特急のほうが優れています。富良野から旭川を回って札幌まで戻ってきましたが、移動中にしっかりと休憩出来たのでそんなに疲れは出ていませんでした。やはり特急列車は特急列車の良さがあります。
おわりに
札幌駅に到着すると『列車運行状況について』という案内表示が出ていました。先日に名寄で特急が運休になってしまっていた件の続報のようでした。混雑や車両故障でちょっと遅れる程度ならまだしも、北海道では致命的な問題が発生しているときに表示されるのでとっても心臓に悪い表示です。想定以上の大雨や想定以上の大雪が発生することは仕方がないことではありますが、雪や雨が降るだけで度々運休や路盤流出が発生するというのは、あまりにも対策が甘いとしか言いようがありません。