富良野メロンを食べたら旭川へ!ラベンダー畑駅から車窓観光できる「富良野・美瑛ノロッコ号」に乗車する
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
臨時のラベンダー畑駅
富良野線の臨時駅であるラベンダー畑駅を普通列車が通過していきました。ラベンダー畑駅は基本的に富良野・美瑛ノロッコ号のみが停車する観光用の駅となっています。普通列車といえばすべての駅に停車するものですが臨時駅は例外です。ラベンダー畑駅から普通列車には乗車することができません。駅も近いことなので乗ってるだけで富良野観光が出来るノロッコ号に乗車することにしました。
以前には無かった乗車目標が表示されていました。スタッフの方の手書きで乗車位置が分かりやすくなっています。チョークによる手書きなので常設のものではないため雨が降ったら消えてしまうかもしれませんが、そういうことも含めてなんだか風情があるなと感じます。
富良野・美瑛ノロッコ号に乗車する
富良野・美瑛ノロッコ号がホームに入ってきました。富良野・美瑛ノロッコ号は夏期の間に富良野~美瑛を走っている観光列車です。窓を開けて外の風を感じながらゆっくりと走り、見どころが近づくとノロノロと走ることからノロッコ号という名前が付けられています。他にも釧路湿原ノロッコ号始発と最終のみ旭川発着となりますが、日中は富良野と美瑛の間を往復しています。
専用塗装がされたディーゼル機関車が使われています。窓を大きく開けることが出来るのはとても良いです。窓ガラスを通して見るのと通さないで見る景色は開放感の面で圧倒的に差があります。また心地の良い風が吹き込んで来るのもまた良いです。
富良野リゾートオリカ
車窓から見えるお洒落な茶色の建物は『富良野リゾートオリカ』というホテルです。富良野を眺める丘の上に建っています。窓からはきっと富良野岳を一望することが出来るに違いありません。
富良野平原開拓発祥の地
『富良野平原開拓発祥之地』の碑が立てられています。田んぼと畑の途中にあるので唐突の登場にびっくりしますが、ノロッコ号なら比較的ゆっくりと通過するので見逃すことは無いと思います。
富良野の赤い屋根の家
富良野赤い屋根の家は、美瑛近くの丘の中腹にある農機具小屋です。まるで絵画で描かれているかのような風景を見ることが出来ます。季節によって見え方が変わるので何度訪れてもまた新鮮な気分で眺めることが出来ます。
冬用のだるまストーブ
冬用のだるまストーブが設置されています。北海道の真冬に窓なしではとても厳しいものがありますが、春や秋ならストーブで暖をとりつつ車窓観光を楽しむのはありかもしれません。
終着の美瑛駅に到着
終点の美瑛駅に到着しました。富良野・美瑛ノロッコ号は初便と最終便だけは旭川駅発着となりますが、それ以外の日中は美瑛で折り返し富良野行きとして運転しています。旭川から美瑛まではそこそこ距離があるうえに途中の見どころも特にありません。ゆっくり走る必要がない区間を省略することで、運行本数を確保するというのは妙案です。
美瑛から普通列車で旭川へ
旭川から来ると停車しているノロッコ号に乗り換えることができ、ノロッコ号に乗って美瑛まで来ると旭川行きの普通列車に乗り換えることが出来るというとても素晴らしい接続となっています。ノロッコ号は乗り換え客の移動が済み次第すぐ富良野に向けて出発していきました。ノロッコ号の出発を見送ったら、旭川に向けて出発です。
おわりに
富良野・美瑛ノロッコ号は窓が大きく開けられる観光列車です。北海道の列車は冬期の氷塊によるひび割れを防ぐためにポリカーボネート製の窓が使われているため、外の景色があまり鮮明に見ることが出来ません。ノロッコ号なら窓を開けて夏らしい緑の大地を堪能することができます。富良野を訪れた際にはぜひノロッコ号に乗車してみてください。