ひまわりの見頃は8月中旬以降!名寄駅から名士バスに乗って「北海道立サンピラーパーク」を訪れる
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
無料で利用できる日進ピヤシリ線
名寄駅からサンピラーパークを訪れるときのバスの運賃は無料でした。検索サイトでは通常運賃の大人200円、小人100円と出てくるのですが、運賃表には無料と書かれているので運転手さんに聞いてみると「いらないです」とのことでした。改めて調べてみると、名寄市による公共施設の利用促進のための取り組みで、乗降地によって運賃が無料となっているようです。年度ごとの更新となっているので、翌年度も無料化を実施するかは年度末に発表されます。
日進ピヤシリ線の運賃が無料となる条件は日進研修センター~ピヤシリスキー場にて乗降するだけです。名寄市民でなくても乗降地のいずれかが指定範囲内にあるバス停であれば誰でも無料でバスを出来ます。名寄川を超えた先にある日進地区は、市街地から離れており、乗降する人はほぼ公共施設の利用者であるとみなすことが出来ることで、あくまでも乗降地のみが条件となっています。公共施設への送迎バスを運行している自治体は少なくはありませんが、既存の路線バスを維持したまま無料送迎バスとして活用することは便数も維持出来て名案です。
サンピラーパーク
サンピラーパークは名寄にある北海道立の都市公園です。2008年に開園したとても大きな公園で、名寄駅からは無料の路線バスに乗って訪れることが出来ます。サンピラーパークの中心となるのは冬にはカーリング練習場にもなるサンビラー交流館です。カーリング練習場は冬のみで夏は多目的ホールとして球技等で利用することができます。
広場の中腹にはふわふわドームという大型のトランポリンが設置されています。大きなトランポリンなので歩くとふわふわとして、ジャンプすると高く飛び上がることが出来ます。冬になると雪が積もってしまうので5月1日~10月31日だけのお楽しみ遊具です。比較的涼しい北海道といえども夏の真っ昼間に太陽を浴びていると流石に暑く、訪れた日は屋内遊具のほうに人が集まっていましたが、とっても楽しい遊具です。
少し早いひまわり畑
サンピラーパークの看板とも言えるのが広大な敷地を利用したひまわり畑です。斜面一面にひまわりの花が咲く様子は夏らしい景色としてとても人気があります。訪れたのは8月前半だったので開花予想よりも1週間ほど早い時期でした。
開花するのは8月中旬以降となっており開花情報も確認しつつだったので、まだひまわりを見るには早いのは分かってはいましたがスケジュールの都合もあるので仕方がありません。あと1週間遅ければ満開のひまわりを見ることが出来たはずです。満開になったときの景色を想像をすると、素晴らしい景色が見られること間違いなさそうです。
ひまわりどころか紫陽花がまだきれいに咲いていました。本州と比べると北海道は涼しいので植物の時期も約1ヶ月ズレます。サンピラーパークのひまわりの開花情報は公式サイトにてほぼ毎日更新されているので、訪れる予定がある場合は予め確認すると大体の様子が把握できます。
おわりに
満開のひまわりを見ることが出来ると良かったのですが、まだ早すぎたので残念でした。当初の予定ではひまわり畑を鑑賞する事になっていたのですが、肝心のひまわりがあまり咲いていなかったので、1本早いバスに乗って名寄駅に戻ることにしました。無料と言っても利用者が少ないというのが強烈な車社会であることをひしひしと感じさせます。少なくとも無料送迎バスがあることで車がなければ生活出来ないという北海道が抱える大きな問題の解決には繋がりそうで良い取り組みであることはたしかです。