人気映画の舞台!函館・五稜郭を一望できる五稜郭タワーへ

夏には緑に覆われる幕末の要塞!函館にある五稜郭跡が一望できる「五稜郭タワー」を訪れる

夏には緑に覆われる幕末の要塞!函館にある五稜郭跡が一望できる「五稜郭タワー」を訪れる

はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。

函館駅から五稜郭へバスで行く

函館駅前バスターミナルの5番のりばからバスに乗車します。5番のりばに止まるバスは、行き先や途中の経路が異なっても全て五稜郭方面に行くバスが止まるので、乗り場に来たバスに乗車すれば五稜郭に行くことができます。途中の経路が異なる事で後続のバスのほうが先に五稜郭に到着することもありますが、先に到着すると言っても数分程度の差しかないので、分からなければ来たのに乗車するのが良いと思います。

しばらく待っているとバスが来たのでそのバスに乗車しました。運賃は後払いとなっているので、後ろの扉から乗車して降車時に支払います。函館の中心部はどこからどこまで乗車しても均一の市内料金が設定されていて計算も簡単な1回210円です。最終目的地は住んでいる人たちが便利なように細かく別れていたとしても、途中の主要な観光地までは同じ道を通っているので、慣れない場所で交通網について良く分かっていない人でも安心です。『五稜郭公園前』もしくは『警察署前』というバス停で降りると近いです。

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五稜郭タワー

五稜郭タワーは幕末最後の戊辰戦争の舞台となった五稜郭を眺められる展望台です。五稜郭の特徴的な形を上から眺めることができます。もしも、幕末に五稜郭タワーがあったらきっと要塞として使われることは無かったと思えるほどよく見ることが出来るタワーです。五稜郭の中を散策するのも歴史を感じられて良いかもしれませんが、五稜郭を見て楽しむなら五稜郭タワーに登るのが手っ取り早いかなと思います。

入場料

区分料金
大人1000円
中・高校生750円
小学生500円

五稜郭タワーの入場料は大人1000円、中・高校生750円、小学生500円の3段階性になっています。以前に訪れた時は料金が大人900円だったので、100円ほど値上げしたようです。

展望台の様子

エレベーターで上に移動します。エレベーターを降りると函館の街並みをぐるっと一周眺めることが出来るようになっています。五稜郭タワーという名前の通り、五稜郭を上から眺めるために作られているので、一番人気のあるのは当然のことながら五稜郭方面です。五稜郭方面の窓辺が混み合いがちです。

五稜郭方面

五稜郭方面の一番の目玉は五稜郭です。戊辰戦争では幕府軍最後の拠点として使われていた要塞です。2006年に完成した五稜郭タワーが当時あったと仮定すると、きっと要塞としては使い物にならなかったかもしれません。時代的に空から来るというのは想定外だった頃なので当時としては守備に徹した優れた構造だったそうです。中央付近にあるお屋敷は、復元された箱館奉行所です。

展望台からは函館空港が見えます。函館空港よりも手前には『湯の川温泉』と呼ばれる函館の温泉街があります。

函館山方面

絶景の夜景スポットである函館山も見ることができます。函館山は街の端にあるので、絶景と言われる景色は一方の方向しかありません。五稜郭タワーは市街地のど真ん中にあるので一周すべての方向に見どころがあります。その点でも五稜郭タワーを訪れる価値があると思います。

新選組の土方歳三の銅像が設置されています。土方歳三は、東京出身なので函館とは関わりが無いように思えるのですが、る新選組の指揮官として活躍し、幕府軍の最後の抵抗の象徴となっている『五稜郭の戦い』にて戦死しています。土方歳三最期の地にちなんで銅像があります。

函館空港に着陸する着陸機が見えました。函館空港の就航している空港は、東京や大阪もありますが、一番は札幌にある丘珠空港との路線です。北海道新幹線の札幌延伸が進んだときには航空便の見直しも行われることになるかもしれません。これまで交通手段が乏しい地域ならまだしも、新幹線ができることで在来線や空港のあり方について再検討が必要になることを考えると新幹線開通は一石を投じる革新的な出来事と言えます。

ぐるっと回ってくると元の場所に戻ってきました。進路が交差しないようにロープで仕切られています。ロープで仕切られているのですが、通行止めとしてではなく目印として設置されているようで、端のほうに隙間が開けられています。もう一周函館の景色を見たい方はもう一周しても良いですし、先に進みたいという方は階段で下の階に降りることができます。

下のフロア

1階下に降りただけでなんだか地上の建物がとても近くなったように感じます。実際の高さはせいぜい数メートルしか変わらないはずなのでとても不思議な気分です。五稜郭タワーの足元を眺めるには下の階のほうがよく見えます。

ガラス張りの床もあったので、タワーの高さを改めて感じることができます。色々な意味で現実的な高さの五稜郭タワーは、覗き込むと本当に落ちそうに感じます。高所が苦手な方は覗き込まないでください。

帰りもバスで移動する

帰りもバスに乗車して帰ります。函館駅方面に行くバスの本数はそれなりに多く、タイミングが良かったのかほとんど待つことなくすぐに乗車することができました。五稜郭公園は市街地の中にある史跡なので、とても訪れやすく便利です。史跡は昔の都合で作られているので、必ずしも現代の基準で便利な場所にある限りではないのですが、五稜郭については訪れやすい場所にあります。

おわりに

五稜郭タワーから夏景色を眺めてきました。前回に訪れた時は秋だったので高揚していましたが、今回は夏だったので緑が生い茂る景色を見ることができました。季節ごとの五稜郭や街並みを眺めることが出来るので、函館を訪れた際にはぜひ五稜郭を訪れてみてください。

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