着席確約で快適な予約制バス!豊平峡温泉・定山渓温泉からじょうてつバスの「定山渓温泉かっぱライナー号」に乗車する
はい、皆さんこんにちは。日常生活が楽しくなる情報をお伝えすることを心がけている、旅する写真家のいんたらくとです。
豊平峡温泉から札幌駅へ
豊平峡温泉で日帰り入浴を楽しんだ後は定山渓温泉かっぱライナー号で札幌駅まで帰ります。行きは路線バスで訪れたので、帰りはちょっとだけ贅沢をして、必ず着席できるバスで帰ることにしました。定山渓温泉かっぱライナー号は豊平峡温泉が始発終着の停留所となっています。豊平峡温泉の次は定山渓温泉街を巡回して、札幌駅へと向かいます。ちなみに、札幌駅から定山渓温泉や豊平峡温泉まで来た便の折返しなので、札幌駅から定山渓や豊平峡まで乗車する場合は単純に逆行程なります。定山渓温泉かっぱライナー号の所要時間は、路線バスとほぼ同等の約1時間です。
札幌発着の定山渓温泉かっぱライナー号
定山渓温泉かっぱライナー号は、定山渓温泉や豊平峡温泉と札幌駅を結んでいる付加価値のある快速路線バスです。並行して通常の路線バスも設定されていますが、大型バス運行されているので、着席が確約されて大きな荷物も収納場所があるという違いがあります。付加価値のある快速便となっています。定山渓温泉と札幌駅は路線バスが満員で乗り切れないという事態が発生しているので、確実に乗車できる予約制バスというのはとても便利な存在です。
座席数は限られているので、繁忙期にはあっという間に座席が満席となってしまいます。訪れるれる日程が決まったら早めに予約したほうが良いかなと思います。他の移動手段が少ないので、宿泊施設が混雑しているときは当然路線バスも混雑します。荷物を持って1時間バスで立ちっぱなしになる恐れがあることが少しでも大変だと感じる方は、路線バスで座れる事に賭けるよりも定山渓温泉かっぱライナー号を予約したほうが無難です。
札幌発着の料金
区分 | 豊平峡・定山渓 |
---|---|
大人 | 960円 |
小人 | 480円 |
定山渓温泉かっぱライナー号の札幌駅前発着の片道料金は、大人960円、小人480円です。定山渓温泉で乗降した場合と豊平峡温泉で乗降した場合の料金はどちらも同じです。また、観光用の快速路線バスなので近距離利用はできません。例えば、札幌駅前から乗車した場合はすすきので降車することはできず、豊平峡温泉から乗車した場合は定山渓温泉では降車することはできません。
区分 | 豊平峡 | 定山渓 |
---|---|---|
大人 | 860円 | 790円 |
小人 | 430円 | 400円 |
参考までに、並行している路線バスの運賃は、豊平峡温泉で乗降すると大人860円、小人430円です。定山渓温泉で乗降すると大人790円、小人400円です。定山渓温泉かっぱライナー号は運賃にプラス100円~170円の加算額が付加されています。運行開始当初には加算料金の設定が無かった時期もあるようですが、現在では安価に移動するなら路線バス、快適に座って移動するならかっぱライナーと棲み分けが行われています。
予約が無いと運休なので要注意
原則として前日までの予約制で、当日は営業所での取り扱いとなります。予約しなくても出発時に座席に余裕があれば乗せてもらえないこともないそうのですが、予約がなければ運休となるそうです。よっぽどの事情が無い限りは常に予約すべきとおぼえておけば間違いありません。朝のうちに定山渓観光案内所に併設されている営業所で予約したので、無事に迎えのバスがやって来ました。他にも乗客の方がいたのですが、豊平峡からは自分だけだったようなので、危うく区間運休になるところでした。
後ろの席は空席だったのでリクライニングを存分に倒してゆったりと使用することができました。市街地を走る路線バスにはリクライニングシートなるものは装備されていないので、所要時間は変わりませんが快適性は変わります。キャリーバッグをを持って路線バスに乗るのは大変ですが、大型バスなので下に預かってもらうことができます。
おわりに
終点の札幌駅に到着しました。一般の路線バスは立席もありえますが、定山渓温泉かっぱライナー号は予約制なので必ず座ることができます。路線バスは大混雑で乗り切れないほどぎゅうぎゅう詰めのこともあるので、それと比べると圧倒的に快適でした。定山渓温泉だけでなく、途中の小金湯温泉や山の中にある豊平峡温泉まで着席して快適に移動したいときにも、定山渓温泉かっぱライナー号の利用はおすすめです。