札幌の上水道を支える大きなダム!市内を流れる豊平川の上流にある「豊平峡ダム」と「豊平峡ダム資料室」へ行く
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
豊平峡展望台
豊平峡ダム電気バスに乗って駐車場のある冷水トンネル前からダムサイトまでやって来ました。電気バスのバス停の近くにある階段からレストハウスを目指して階段を登っていくと豊平峡展望台があります。レストハウスだむみえ~るは紅葉シーズンに営業される期間営業の食事処です。訪れたのは夏の真っ盛りでこの日は営業していませんでした。
坂を登りきって、レストハウスの横を通っていくと豊平峡展望台という看板があります。バス停から豊平峡展望台までは徒歩約5分です。特に休まずに普通に歩いて約5分だったので、登り坂の途中で休憩しながら進む場合はもう少し時間がかかるかもしれません。展望台となっているだけあって、豊平峡ダムをとても良く眺めることができます。
放水中の豊平峡ダム
豊平峡ダムは、アーチ式のダムです。北海道にあるアーチ式ダムは、1963年に完成した奥新冠ダムと1972年に完成した豊平峡ダムの2箇所しかありません。ダムの構造上部は工事中のため立入禁止になっていました。展望台から見ると何やら作業をしている様子が見えます。
ダムの放水がおこなれていて虹が見えていました。ダムは豊平川の上流に設けられているので、ダムから放水された水は当然豊平川を流れていきます。緑豊かな豊平峡から緑とは正反対の札幌テレビ塔の横まで時間を掛けて流れていきます。
ダムサイトでピクニック気分
ダムの放水を眺めながらちょっと早めのお昼ごはんを食べることにしました。セイコーマートで販売されているホットスナックのザンギと鮭と筋子のおにぎりセットです。自然を眺めながら食事をするのはとても爽快な気分です。ダムサイトには各所にベンチやテーブルが設置されているので、ピクニック気分で飲食を楽しむことも可能です。ただし、ゴミ箱は無いので持ってきたものは持ち帰る必要があります。
豊平峡ダム資料室
ダムの横を通って豊平峡ダム資料室へと向かいます。
豊平峡ダム資料室では豊平峡ダムの情報や周辺の環境についての展示があります。豊平峡ダムのダムカードは入り口にある受付にて配布しています。
豊平峡ダムサイト園地
バス乗り場の前には豊平峡ダムサイト園地という公園があります。ダムの内側を眺めることができます。トイレやベンチがあって、子どもが走り回っていました。工事用車両を除けば車も走ってこないうえ、周囲がまるで風防のような崖に囲まれているので風も穏やかです。大自然を管理された空間で満喫できるとっても快適な場所です。
ハイブリッド電気バスで冷水トンネル前へ
12時台のハイブリッド電気バスに乗車してダムサイトから冷水トンネル前まで戻りました。冷水トンネル前に到着すると係の人がクワガタが歩いているのを教えてくれました。豊平峡周辺は定山渓と比べてもより自然が豊かな環境にあるので、いきなり飛んできたのがクワガタやカブトムシということもそこそこあるそうです。
おわりに
豊平峡ダムのダムサイトへアクセスするためのハイブリッド電気バスは夏季限定の運行となっているので、訪問の際には運行期間に気をつけてください。札幌市内にいながらとても自然豊かな環境でリフレッシュすることができました。初夏には新緑に囲まれて、秋には一面に紅葉を見ることができます。豊平峡温泉や定山渓温泉も近くにあるため、温泉と組み合わせるとより一層リフレッシュすることができます。自然に囲まれて、温泉に入ってリフレッシュしたい方におすすめです。