札幌の街なかで東西に伸びる商店街!昭和レトロなアーケードが残る「狸小路商店街7丁目」を歩いてみた
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
狸小路商店街
狸小路商店街は札幌の大通とすすきのの間で西1丁目から7丁目まで東西に7ブロック続いている商店街です。冬には大雪となる札幌の気候に合わせてアーケードが設置されており、北海道では一番大きな商店街として多くの人が訪れます。狸小路商店街の起点となる札幌市電の狸小路駅付近には格安の殿堂で知られる雑貨店があり、商店街の中を進んで行くと全国展開している居酒屋や宿泊施設があり、徐々に個人経営のお店と移り変わっていきます。
アーケードが残る7丁目
狸小路商店街では1958年頃からアーケードが設置されており、1丁目~6丁目には現在は1982年に設置された2代目ものが使用されています。7丁目だけは更新工事を行わなかったため、1958年頃の昭和レトロなアーケードが未だに現役で使用されています。急にアーケードが変わったので、途端に雰囲気が古めかしい感じとなりました。
振り返ると6丁目のアーケードが見えるので、7丁目だけはとても異質な空間となっています。アーケードの細部を見ると塗装が剥がれていたり錆びていたりように見える箇所も少なくはありません。他の丁目でアーケードを新設したのは、老朽化が進んでいることも一因だったので、7丁目のアーケードも十分に老朽化が進んでいるものと考えられます。
おわりに
昭和レトロなアーケードを残すにしても新しいアーケードに更新するにしても、いずれにしても、このままいつまでもずっとという訳には行かないのではないかと思います。再現や復元ではなく、実際に営業を続けている中で『昭和レトロなアーケード』という風情のある空間をみたいという場合は、早めに訪れることをおすすめします。