見頃は7月下旬の観蓮会!開花予想よりも1週間早い「7月中旬」に横浜三渓園の蓮池を訪れてみた
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
三渓園
三渓園は、横浜中心部からも路線バスでアクセスできる市街地にある風光明媚な庭園です。1906年に原三溪が私邸を開放する形で造園されました。敷地内には高台や低地があり、元々の地形をそのまま活かして敷地全体が庭園として整備されています。また、敷地内ににある建物は、重要文化財に指定されている江戸時代や安土桃山時代の建物が京都などから移築され、保存されています。
7月中旬の蓮池の様子
正門から入って左手側にある大きな池が『大池』で、右手側にあるのが『蓮池』です。蓮池に続いて奥にあるのが『睡蓮池』となっています。毎年7月下旬には観蓮会という蓮の開花に合わせて鑑賞するイベントが実施されます。観蓮会が実施されている期間はとても多くの人が訪れて混雑することが予想されたので、観蓮会が実施される約1週間前に三渓園を訪れてみました。
遠景で見るとあまり咲いているようには見えないのですが、思っていたよりもしっかりと咲いていて驚きました。なお、蓮の花は見頃でも午前中に開いて夕方には閉じるの繰り返しをしているので、午後遅くになると蕾しか見ることができません。訪れるときには期間だけでなく時間も注意が必要です。
気温が高い日が続いていたので例年よりも早く咲く見込みという更新情報があったものの、見頃として設定されている観蓮会よりも1週間も早いとまだほんの咲き始めかと思っていました。観蓮会のときにはもっと一面に咲くかもしれませんが、早めでも十分に咲いている様子を見られたのでラッキーでした。
大池の様子
大池の縁には亀が日光浴をしていました。三渓園はほぼ屋外を散策して楽しむ日本庭園となっているため、天気が良い日であることは必須です。亀が日光浴しているくらい晴れていれば訪れるにはちょうど良いと言えます。梅雨明けして空気もすっかりと真夏の匂いになっていました。
藤の木には実
藤の花は4月下旬から5月中旬に掛けてが見頃です。蓮の花が咲く頃にはすでに豆の鞘が出来ていました。9月頃までなるとバチーンと鞘が弾けて中に入っている豆がまき散らされます。ちなみに、藤の木の豆は多少なら加熱して食べることも可能だそうです。気になる味は銀杏のような旨味のある豆なんだとか。
おわりに
観蓮会前後には蓮池や睡蓮池について新しい情報が発信されるのでタイミングを見計らって訪れることができます。蓮の開花の目安は『花芽』という蕾が伸びてから20日程度で、午前中からお昼に掛けて花が開きます。蓮や睡蓮のある景色を楽しみたいという方は公式サイト等の情報を確認しつつ訪れてみてください。また、こまめに確認するのが面倒という方は、多少混雑するものの観蓮会に合わせて訪れれば綺麗に咲いた蓮の花を見ることも可能です。