所要時間は約3時間でも意外と快適!東武日光駅から浅草駅まで「特急を使わず普通だけ」で移動する
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
東武日光駅
日光観光を終えて東武日光駅にやって来ました。日光にはJR日光駅と東武日光駅がありますが、東京方面へ向かうには東武線のほうが線路がまっすぐで本数も多いため総合的に早く移動することが出来ます。JRの新宿行き特急列車『特急スペーシア日光』も東武の駅から出発します。夕方から中禅寺湖方面を訪れるにはもはや時間が足りず、雨も徐々に強くなりつつあったので今回はこれで日光観光を終了することにしました。
駅前にある日光軌道線の100形電車
東武日光駅の駅前広場には2020年より東武日光軌道線の100形電車が展示されています。日光軌道線は華厳の滝がある中禅寺湖付近の馬返から神橋を経由して東武日光駅までを結んでいた路面電車です。いろは坂の整備など道路事情が大幅に改善したことやモータリゼーションで自家用車を利用する観光客が増えたことで1968年に廃止されました。今でも走っていたら観光の目玉となっていたかもしれません。軌道線の路線を引き継ぐ形で路線バスが走っています。
普通列車でも乗継良好
行きは行程上の都合から特急列車に乗車しましたが、帰りは急がなくて良かったのでゆっくりと普通列車に乗車して戻ることにしました。早く移動したいときには特急に乗車したほうが良いですが、普通列車は事前の指定が必要ないので、その日の観光の状況に合わせて予定を早めたり遅めたり柔軟に対応することができて便利です。
普通列車ではさすがに乗換なしとはなりませんが、南栗橋と北千住の2回乗り換えれば到着します。移動距離や総時間だけ見れば結構遠くに感じるのですが、乗ってしまえばあっという間です。南栗橋は全体のほぼ中間地点で、北千住は浅草まで数える程の距離なので、いずれも乗り換えのタイミングとしては悪くはありません。東武線は東京都に乗り入れている私鉄ということもあって、本数も多く普通列車だけでも十分に行き来することが出来ます。
浅草駅に到着
もちろん、特急列車に乗車したほうが快適なことは明らかです。特急が最速で1時間47分のところ、普通は2時間40分かかり、その差は約1時間あります。特急料金の1,650円を支払うことで、Wi-Fiや電源コンセント付きの特急車両で快適に移動することが出来て、さらに約1時間早く到着するとなると場合によっては課金するのもありな選択だとは思います。移動のためという本来の目的に関しては、特急列車の利用が必須ではなく、あくまでもオプションとして存在しています。ちなみに、総合的に判断して行きは特急列車で移動しています。
おわりに
普通列車で東武日光から浅草まで乗車しましたが、疲れてほとんど寝て過ごしていたのであっという間のでした。日光まで行くのに特急が必須ではありません。東武線では快適に行き来したい場合は特急利用、急いでもない方のんびり移動したいという場合は普通列車を乗り継いでと使い分けて利用すると良いのかなと思います。