駅前には足湯の鬼怒太の湯!列車待ちの間に東武鬼怒川温泉駅の「転車台」で機回しするSLを見る
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
鬼怒川温泉駅の転車台
鬼怒川温泉駅の駅前広場には転車台が設置されています。下今市駅の転車台広場は駅構内で改札の内側にありますが、鬼怒川温泉駅の転車台は改札の外側の駅前広場にデデンとあります。
鬼怒川温泉駅に設置されている転車台は広島県にある三次駅に設置されていたものだそうです。一度は使われなくなった転車台ですが、鬼怒川温泉駅に移設してからはほぼ毎日SLが転車台で方向転換しています。転車台が回転する時間は運行ダイヤによっても異なりますが、概ね到着から15分後を目安にSLが転車台に来ます。鬼怒川温泉駅でも転車台が動く時刻の案内があります。
SLが転車台で回転
先程まで乗車していたSL大樹が転車台に来ました。客車は外して蒸気機関車と車掌車だけがゆっくりと転車台用の線路を走ってきました。ポーッと汽笛を鳴らして合図をします。
ぐるっと時計回りに半周したら転回終了です。SLの機能としては転回しなくても走ることが可能ではあるものの、見た目としては前を向いて走っているほうが格好良いです。汽笛を鳴らす回数や長さにはそれぞれ決まりがあるということをアナウンスで解説がありました。あまり使われることはありませんが、車掌さんを呼ぶ合図もあります。
転車台でSLの向きを変える作業のすべてが完了して次の運転に向けて走っていきました。
SLデザインの送迎バス
鬼怒川温泉にある『ホテル サンシャイン鬼怒川』の送迎バスはSL大樹のデザインを模したものとなっています。特に子ども連れのファミリー層には喜ばれそうです。ホテルの送迎車が集まる駅前で、際立っていたので目印としても良く、遊び心があって面白い取り組みです。
SL大樹は折り返し
SL大樹は折り返し下今市駅行きとなります。東武鉄道の端は新藤原駅ですが、駅の規模としては境界駅の新藤原よりも鬼怒川温泉のほうが大きく立派です。東武線は東武線でも都内を走っている区間とは異なり、上りも下りも1本逃すとかなり間が空いてしまうので乗り遅れには要注意です。
折り返し下今市行きとなるSL大樹の出発を見送ったら、再び改札を通って外の足湯へと向かいました。下今市よりも鬼怒川温泉駅のほうがホームが広いので記念撮影には向いているかもしれません。
駅前の足湯 鬼怒太の湯
鬼怒川温泉駅の駅前広場には足湯の鬼怒太の湯があります。朝9時から18時までの間であれば無料で自由に入れます。駅前広場にあるので、列車の時間に合わせて無色透明の温泉の足湯に入ることが出来ます。なお、足を拭くためのタオルは持参するか、もしくは駅の売店でフェイスタオルが販売されています。普通のフェイスタオルではなく記念になるものが良いという方は『SL大樹の記念ハンドタオル』なども取り扱いがあるので、駅の記念品コーナーも見ると良いかと思います。
おわりに
鬼怒川温泉駅の駅前ではSLが転車台に乗って回転する様子を見られたり、温泉の足湯に入って疲れを癒やしたりすることが出来ます。鬼怒川温泉駅での待ち時間に手持ち無沙汰の方はぜひ足湯のためのハンドタオルを持参して、足だけでも温泉に入ってみると良いかもしれません。