地下には日暮里・舎人ライナーの車両基地もある!緑豊かで広大な総合公園「東京都足立区舎人公園」へ行ってみた
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
東京都足立区舎人公園
東京都足立区舎人公園は、1981年に開園した広大な都市公園です。大きく分けて左側がスポーツ施設のゾーンで、右側がキャンプ場もある自然ゾーンです。とても広い公園なのですべてを回りきることは困難なため、今回は公園として楽しそうな公園右側を散策してみました。
元々は舎人緑地として空襲による火災の避難場所や延焼防止の空間として用意されていた空間で、戦時中から戦後にかけては食料供給のための農地として利用されていたそうです。その後都市公園として整備されたのが舎人公園です。また、一般公開されていないので見ることは出来ませんが、公園の地下には日暮里・舎人ライナーの車両基地があります。一応、本線から地下基地への誘導線だけは見ることが可能ですが、車両基地らしい様子は全く無かったので、車両基地としての姿を期待すると微妙かもしれません。
菖蒲田と大池
舎人公園駅からしばらく進んでいくと菖蒲田があります。菖蒲は5月上旬から中旬にかけて紫色や黄色の花が咲く沼地の花です。連日暖かい日が続いたので菖蒲は若干しなっと感が出てしまっていました。
菖蒲田を抜けて大池へ向かうと睡蓮がきれいに咲いていました。睡蓮の開花時期は5月中旬からなのですが、ここ数日の間にかなり暖かい日が続いたことで睡蓮の咲く時期も前倒しされていました。鴨と睡蓮の組み合わせはなんだかのどかな雰囲気です。東京都内でしかも23区のなかとは思えないのんびりとした空間が広がっていました。この環境でキャンプをしたらそれはさぞかし楽しいに違いありません。
噴水広場
菖蒲田から更に進むと公園の中央付近にある噴水広場に出ました。噴水広場を囲むように椅子が設置されていたので、椅子に座ってひとやすみしました。
次の列車の都合で駅に戻ることにしました。公園内はとても広く軽い散策で1周回り切るのはかなり大変です。公園を横切って反対側に出ても住宅街の中に出るだけなので、時間や体力に合わせて適度な所で引き返すのが良さそうでした。
駅近くにある花壇
舎人公園駅の近くには花壇があります。公園管理ボランティア方々が管理している花壇で、季節の花が咲いています。公園の規模を考えるとガーデンとして整備されていてもおかしくはないのですが、舎人公園のはガーデンではなく花壇です。花が見られるエリアは全体のわずか一部分ではありますが、駅から近いので公園を訪れた際には立ち寄ってみても良いかもしれません。
おわりに
舎人公園を訪れてみました。東京23区内にあるとは思えないほどのどかな空間が広がっていました。とにかくひたすら緑の空間が広がっている公園なので、コンクリートづくりの街を離れて、のんびりとした時間を過ごしたい方はぜひ訪れてみてください。