国内線仕様でも電源とモニターがあるA350!JAL502便で新千歳から羽田へ(2023年2月版)
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
新千歳から羽田へ
新千歳空港から羽田空港へ向かいます。新千歳空港の利用者もいっときに比べるとだいぶ多くなってきたかなと感じるようになりました。まだまだ時短営業を行っているお店も多いのですが、臨時休業で全くお店の営業が実施出来ていなかった時点からは少しずつでも徐々に復活しつつあります。今回は日本国空の502便に搭乗します。
使用機材
- 便名:JL502
- 登録番号:JA08XJ
- モデル:Airbus A350-941
- 運用開始:2020/12~
使用機材は日本航空が2020年頃より導入を行っているA350型機でした。日本航空で運航されているA350型機の中でも8番目に受領された機体です。A350が導入されるまでは、B777やB747といったボーイング製の大型機が担っていた国内線の主要路線を担当しています。個人用モニターと電源が全席に設置されているのが特徴です。
機内の様子
搭乗したときにはまだ貨物室のドアが開いた状態でしたが、じきに貨物室のドアも閉められて出発しました。新千歳空港温泉の湯けむりがまるで狼煙のようです。
苫小牧と支笏湖
左から樽前山と風不死岳です。奥には火山活動の結果として出来た日本最北の不凍湖としても知られる支笏湖があります。
苫小牧上空を通過しています。行きに利用した苫小牧港のフェリーターミナルが見えました。フェリーは乗船してからはお風呂も入れてご飯も美味しく意外と悪くないものではありましとた。
新千歳空港から離陸して苫小牧を過ぎた辺りからは一気に高度が上がって遠くまで見えるようになりました。富士山のような形をしている山は蝦夷富士という別名もある羊蹄山です。離陸した直後には見えなかった支笏湖も見えるようになっていました。
個人用モニターと電源
各座席に個人用モニターと電源が設置されています。移動距離が短い国内線では個人用モニターが国際線と比べると必要性が少なかったため、これまでも導入されていませんでした。しかし、安価に移動するだけのLCCが普及したこともあって、快適性の向上に舵を切ったということだとすれば納得です。数は数えるほどではありますが、プロモーション動画や映画などの映像コンテンツを見ることが可能です。
ドリンクサービス
日本航空のドリンクサービスといえば『スカイタイム』です。コンソメスープも美味しいのですが、日本航空を利用する際にはスカイタイムは外せません。スカイタイムとは日本航空のオリジナルソフトドリンクを提供しています。数年ごとに機内で提供している味が変更されていて、初代はキウイ味でした。現在は2020年12月からのスカイタイムももとぶどうが採用されています。
羽田空港に着陸
羽田空港に定刻通り到着しました。隣のスポットにはB767型機のJA615Jが駐機していました。JA615Jは2022年12月6日に登場したJAL DREAM EXPRESS Disney100という名付けられた特別塗装機で、ウォルト・ディズニー社の100周年を記念したデザインになっています。
自動運転モビリティサービス
羽田空港第1ターミナルでは、自動運転モビリティサービスが実施されています。車両の端末で目的地を指定すると指定した場所まで自動で運んでくれます。荷物が出てくると思われる時間までもまだ時間的な余裕がありそうだったので、自動運転の車に乗車してみました。
確かに自動的に運んでくれるというのは便利です。ただし、衝突事故が起きないようにとってもゆっくりと進みます。ゆっくりすぎるので、時間に追われている出発するときにはこのゆっくりさ加減はとても気になります。例えば専用レーンを設けて、レーン内は速く移動するような工夫が必要そうです。また、今回は人を運ぶというコンセプトで設置されていますが、『手荷物を自動的に運んでくれる』というコンセプトの自動運転車があっても便利そうです。
おわりに
日本航空のA350型機は国内線仕様でもまるで国際線かと思わせるとても快適な設備が導入されています。国内線でもすべての空港ではなく主要な空港間の便で運航されています。国内線でも国際線の雰囲気を味わいたい方はぜひA350を狙って搭乗してみてください。