北海道内シェア1位のビール！レーンを続々と流れる缶「サッポロビール北海道工場」を見学する
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
北海道工場見学受付
サッポロビール北海道工場の工場見学受付に到着しました。サッポロビール北海道工場では工場見学を実施しています。工場見学は事前予約制となっているので、訪問前に空き状況を確認して電話又はホームページから予約する必要があります。予約が済んでいれば工場見学の受付で名前を伝えれば受付が完了します。
ちなみに、工場見学の受付は、ビール工場併設のジンギスカンが食べられるレストランヴァルハラの入り口にあるカウンターで実施しています。北海道工場の工場見学のために訪れる際には、レストランヴァルハラを目指して訪れるとスムーズです。
サッポロビール北海道工場見学
北海道工場と工場見学の受付は離れているので、工場見学コースの入口まではサッポロビールの星のマークが入った送迎バスで移動しました。工場見学コースは工場内を歩いて移動して最終的には受付までつながっています。したがって、工場見学コースの入口には戻ってきません。
北海道限定のサッポロクラッシックの大きな看板が設置されていました。北海道工場ならではのフォトスポットです。
北海道工場のランドマークとも言える原料の貯蔵庫の模型が設置されていました。窓の外には実物があります。
ビールの原料
ビールを作るのには麦とホップが重要な原料です。ざっくりと原料の役割を説明すると、麦がビールの素で、ホップは独特な苦味の風味を付けるのに必要です。
仕込釜
原料の準備が済んだら円錐になっている仕込釜でいよいよビール製造がはじまります。仕込釜に粉砕した麦と水を加えて加熱して、糊化と糖化を行い麦汁が作られます。作られた麦汁は濾過後に煮沸処理が行われホップと混ぜ合わせられます。冷却したホップ入り麦汁に、ビール酵母を加えて数ヶ月発酵させると完成です。
ラベルライブラリー
サッポロビール北海道工場の見学コースでは『ラッキーエビス』の実物を見ることが出来ます。ラッキーエビスとは、恵比寿様の横にいる鯛が通常1体のところ、2体もいるおめでたいラベルが貼られたエビスビールのことです。ラッキーエビスは出荷段階で通常で数百本に1本と1%以下の確率とも言われているとても珍しいラベルです。市場で流通しているビールの中から見つけることが出来たらまさにラッキーです。
レトロな自動販売機に昔のデザインの瓶や缶が入れられていました。今では瓶も缶も樽も全て規格サイズに統一されていますが、昔は今からするとなんだか規格外のサイズも販売されていたようです。
ビール製造工程
実際の製造工程についての撮影は禁止となっています。ものすごいスピードで空き缶が運ばれてきて、何千本もの缶ビールが次々と完成していました。多くの工程が自動化されているのですが、サッポロビールでは機械的な検査だけでなく目視検査の工程もあるので、最後は人間によってチェックされて作られているという様子を見ることが出来ました。不合格品が見つかった場合は、レーンの流れを止めて取り除きます。
出来立てビールの試飲
最初の1杯目は北海道工場で作られた『サッポロ黒ラベル』が提供されました。サッポロビールといえば黒ラベルです。
2杯目は『サッポロクラッシック』を選びました。黒ラベルと比べるとビールの風味がより強調されている北海道限定のビールです。
実は缶ビールでも美味しい泡を楽しむことが出来ます。半分くらいまでは泡が立たないようにゆっくり回数を分けて注ぎ、出来た泡を潰さないように持ち上げるように入れていくとまるで樽ビールのようなきめ細かい泡を再現することができるそうです。小さく作るのは良いのですが、案内係の方が実演してくれたような誰が見ても泡が乗っている状態を作るのは結構難易度が高めです。
稼働している工場を見ることが出来て、最後には美味しいビールで乾杯することが出来ました。ちなみに、ショップも営業しているので、おつまみとして提供されていたスナックやTシャツなどの記念品を入手することも可能です。
おわりに
これで工場見学のすべてが終了です。訪れた日は缶ビールも瓶ビールも製造ラインが稼働していました。工場の稼働状況は当日にならないとわかりません。土日祝日はメンテナンスのために停止していることが多いようですが、平日でも製造計画で停止することもあります。稼働している様子を見るなら月曜日～金曜日がおすすめです。
