駅から会場まで無料シャトルバスで約10分!滑って遊べる大雪像「第64回旭川冬まつり」会場レポート
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
目次
旭川駅と会場間の無料シャトルバス
旭川駅前のバスターミナルから旭川冬まつり会場までは無料シャトルバスが運行されています。無料シャトルバス乗り場は駅前バスターミナルの端の方にあります。バスターミナルの各所に案内看板が設置されているので、その案内に沿って進むと見つかると思います。
時刻 | 会場行き | 旭川駅行き |
---|---|---|
10時 | 00、30 | 30 |
11時 | 00、30 | 00、30 |
12時 | 00、30 | 00、30 |
13時 | 00、30 | 00、30 |
14時 | 00、30 | 00、30 |
15時 | 00、30 | 00、30 |
16時 | 00、30 | 00、30 |
17時 | 00、30 | 00、30 |
18時 | 00 | 00、30 |
無料シャトルバスは、朝10時~夕方の18時まで、開催初日の7日と土日は30分間隔で、その他の日は1時間間隔で運行されています。なお、旭川駅前からは毎時ちょうど、雪まつりの会場からは30分が基準となる時間です。
旭川冬まつりの会場は常盤公園に隣接した石狩川の河川敷です。徒歩でも移動出来ないことも無いのですが歩いた場合は約30分かかるので、無料シャトルバスが運行されていると会場に訪れやすくてとても良いです。あっという間に冬まつりの会場へと到着しました。既存のバス停ではなく、会場の中にある特設のバス停に停車するので、バスを降りたら既に会場内です。
大雪像滑り台
大雪像には大きな滑り台が併設されています。阪急交通社が協賛しているので、阪急スライダーという名前になっています。正面から見ると大雪像のステージですが、側面には滑り台が設置されています。大雪像の高さを生かしたアトラクションです。米袋を再利用して作られたヒップソリを受け取って、上にあるすべり台の入り口までスロープを歩いて登ります。
スロープを登りきった先からは会場内を一望することができます。真下にステージが見えました。
すべり台の入り口に到着しました。滑り台は2コース設置されていて、氷で覆われています。できるだけ身体を倒して足を宙に浮かせるとスピードが速くなります。米袋を再利用した手作りのヒップソリでもなかなか速度が出ます。
なお、大雪像には長い滑り台と短い滑り台があります。長い滑り台は利用条件が身長121cm以上なので、利用条件を満たさない場合は利用できません。短い滑り台は身長の制限なく利用することが出来ます。
中雪像その1
雪で作られた礼拝室がありました。かまくらみたいなものです。
中雪像にも滑り台がついているものがありました。雪だけでなく氷も使われているので、しっかりとしっかりと滑ることが出来ます。
旭川で冬まつりの前身となるイベントが実施されたのは1947年のことだそうです。現在の旭川冬まつりとしては2023年で64回目となります。札幌で雪まつりが開催されたのは1950年のことであり、旭川での雪像作りはさっぽろ雪まつりとよりも歴史があります。
大雪像でのステージイベント
オープニングイベントが実施されており、開催にあたっての挨拶や自衛隊の音楽隊の方々の演奏の披露がありました。会期中には様々なステージイベントが予定されています。大雪像では夕方にはプロジェクションマッピングと花火打ち上げも開催されます。ただ、プロジェクションマッピングや花火打ち上げは無料シャトルバスの運行時間外に実施されるので若干訪れるのには不便です。
スノーアクティビティ
会場内には様々な雪像が設置されています。ステージイベントも毎日開催されています。オープニングステージのあとは地元の有志の方々のカラオケ大会が始まりました。
雪像の巨大迷路
大雪像の一つは巨大迷路のでした。毎年巨大迷路が作られているようなのですが、今年は『雪だるまファクトリー』と名付けられていました。
早速入口から迷路内に入りました。真っ白の雪像の迷路で、迷路の中は外の音が聞こえません。雪には吸音効果があるので雪に囲まれている迷路の中はとても静かでした。
迷路自体はそれほど複雑ではないのですが、行き止まりには雪だるまたちが待ち構えています。迷路をクリアするのは表向きで、行き止まりの先にいる雪だるまを見に行くことこそが迷路の本当のお楽しみでした。
行き止まりの先にいる雪だるまはゴールに近づくにつれて1体ずつ増えていました。ちなみに、迷路は基本的にはまっすぐ進めばゴールまで辿り着くようになっているので問題はないと思いますが、万が一のときは迷路上部で巡回しているスタッフの方に合図をすれば出口まで誘導してもらえるので安心です。
高所作業車
雪像制作にも使われた高所作業車に乗る体験も出来るそうです。冬まつり初日のこの日はまだ準備中でした。
チュービング
チュービングは、ゴムチューブに乗って雪の坂を滑り降りるアトラクションです。ゴムチューブは座り心地が良いです。多少の段差を飛び越えても衝撃が吸収されてボヨンと着地します。
冬めしフェス
冬めしフェスとしてフードカーが多数出店していました。太陽が出ていて比較的寒さも緩やかではありましたが、それでも温かい食べ物はとても人気でした。
バルコニー雪像
河川敷の堤防の部分に作られたのがバルコニー雪像です。バルコニーという名前からも想像はつくかもしれませんが、ステージや会場が見やすい『バルコニー』となっています。
ステージが見やすい
正面にはステージの大雪像が見えます。夕方にはご当地アイドルなのか誰かが登壇するそうで、いかにも熱心そうなファンの方が既に場所取りをしていました。旭川冬まつりは会場のスペースにも余裕をもって作られているので、場所取りしなくても良さそうにも思いますが、熱烈なファンともなると場所取りからがステージ鑑賞の始まりということなのかもしれません。
市民雪像の雪だるま
市民雪像ならぬ市民雪だるまが設置されていました。地元のボランティアの方々が装飾を持ち寄って雪だるまを作っているようです。
氷のフラワーアレンジメント
バルコニー雪像を通って堤防の上に出ました。常盤公園に降りていくことが出来ます。
雪像甲子園
高校生雪像甲子園は地元の高校生たちによる雪像コンテンストです。造形が細かく人や動物の場合は表情も感じられる雪像が上位になっているようです。なかには未来の大雪像を作る人も出てくるかもしれません。
中雪像その2
冬まつりの会場に到着したばかりのときは雲が多くどんよりとしていたのですが、次第に晴れ間が見えてきました。まるで真夏のような綺麗な青空が見えていました。これでもようやく0℃前後の気温です。感覚的には全く温かくはないものの、雪像や氷像に取っては、氷点下を上回ると溶け始めてしまうので大変です。
おわりに
さっぽろ冬まつりよりも歴史の長い旭川の雪まつりにやってきました。旭川駅からも無料で移動でき、冬まつり会場内では雪像を見るだけでなくアトラクションを楽しむことが出来ます。所要時間の目安としてはおおよそ1時間半もあれば回り切ることが出来ると思います。駅前にはスケートリンクが設置されていたり、通りには雪だるまが並べられていたりと冬の旭川は街全体で楽しむことができます。総合的な満足度が高い旭川雪まつりもぜひ訪れてみてください。