札幌奥座敷の定山渓温泉！神社境内の真っ白な雪に映えるキャンドルナイト「雪灯路（ゆきとうろ）」に行く
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
定山渓温泉 雪灯路
定山渓では毎年1月末から2月上旬にかけて雪灯路（ゆきとうろ）を実施しています。雪灯路は定山渓の中心部にある定山渓神社の境内で実施される冬のイベントです。定山渓神社境内に多数のキャンドルが設置されていて、雪の白さと相まってとても幻想的な景色を見ることが出来ます。定山渓は札幌の奥座敷としても知られる温泉街です。札幌駅から路線バスで約1時間半で移動することが出来ます。
会場は定山渓神社
会場の定山渓神社へと移動しました。定山渓神社は定山渓の観光案内所の近くにある神社です。普段はひっそりとしている神社ですが、雪灯路が開催されるときにはメイン会場としてとても賑わいます。宿泊施設を巡回する無料のシャトルバスも運行されていますが、行きは歩いたほうが早かったので歩いて会場まで移動しました。
雪に映えるキャンドルナイト
正面には定山渓神社の本殿があります。本殿の前の広場に沢山のキャンドルが設置されていて温かみを感じます。会場の雰囲気は温かいのですが、2月の札幌の気温は氷点下が続く寒く凍えるような世界です。訪れる際には防寒対策は必須です。神社の裏側にかけてライトアップも行われていました。定山渓の夏に実施されるネイチャールミナリエを彷彿させます。
会場自体はこじんまりとした空間で実施されているので、20～30分ほどあれば十分満足に見て回ることが出来ると思います。神社の入り口脇はステージのように高台になっています。雪は吸音性が高いからか会場内は意外にも静かでした。
等間隔で並べられた雪のランタンの中でキャンドルが揺れています。訪れたのは最終日だったので、アナウンスで来年度の実施に向けた意気込みなど最後の挨拶が行われていました。21時の点灯終了時刻まではとてもゆらゆらと揺れるキャンドルの橙色の灯りに照らされながら、のんびりとした時間を過ごすことが出来ました。雪とキャンドルという鉄板の組み合わせは、SNSにも映えること間違いありません。
各ホテル行きの無料シャトルバス
定山渓神社の近くにある観光案内所前から、各ホテル行きの雪灯路無料シャトルバスに乗ることが出来ました。概ね30分に1本とエリア内を巡回するには十分な本数があって便利なのですが、最終便に関しては、出発時間が点灯終了と同時に設定されていたので、初めから乗車することを諦めている人が多いように見受けられました。
また、各ホテル行きとなっているものの実際にホテル前に止まるのは僅かです。歩いたほうが早い距離にあるホテルミリオーネはエントランスまで行きますが、途中にある多くの宿泊施設は絶妙に遠いバス停で乗降することになります。無料シャトルバスという概念は素晴らしいものではありましたが、利便性については改善の余地がありそうです。
おわりに
雪灯路が実施される時期にはとても混み合います。混雑が予想される時期でも路線バスの増便等は行われないため、満員で乗り切れないこともあります。雪灯路の時期に定山渓を訪れることを計画している場合は、早め早めの移動をおすすめします。
