約1時間半の軽ハイキング!三浦半島南端の城ヶ島観光で「馬の背洞門」へ行く
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
三崎口駅から三崎港へ
京急のみさきまぐろきっぷを利用しているので、三崎口から先の三崎エリアはバスが乗り降り自由です。三崎口駅前は周辺地域へアクセスするための一大バスターミナルとなっています。案内の人が誘導していたので、行き先を間違えて乗車することはなさそうです。
三崎口駅から城ヶ崎へ向かう前に途中の三崎港で下車して『にじいろさかな号』の乗船券を引き換えました。景勝地の城ヶ島と飲食店や商店が集まる三崎港でエリアが分かれています。城ヶ島と三崎港の間は、城ヶ島大橋という橋で結ばれています。城ヶ島大橋はマグロ漁船が通過できるように高く大きく作られているので、徒歩で移動するのはとても現実的ではありません。
城ヶ島大橋を渡って
城ヶ島大橋は、三崎港エリアの対岸を漁業用地として活用をするにあたって簡単に行き来できるように1960年に作られました。三崎港を出入りするマグロ漁船が通過出来るように高く大きく作られました。橋の上は周囲よりも圧倒的に高くなっているため、まるで展望台のような良い景色を見ることが出来ます。その反面、勾配が厳しく車やバスではあっという間ながらも徒歩ではかなり時間がかかります。ちなみに、2020年までは通行料が徴収されていましたが、現在では無料化されています。
城ヶ島停留所からハイキング
バスの終点の城ヶ島停留所から城ヶ島ハイキングスタートです。城ヶ島停留所の周囲には小さな商店街があり、お宮へや飲食店が集まっています。お昼ごはんにはだいぶ早い時間帯でしたが、もう既にみさきまぐろきっぷの対象店は大行列ができていました。なお、城ヶ島観光は距離は短いもののハイキングコースを徒歩で移動するのが基本となります。岩場もあるため、歩きやすい靴や服装で訪れることをおすすめします。
富士山が見える灘ヶ崎
城ヶ島停留所の裏手には富士山が見える灘ヶ崎という岩場があります。魚釣りスポットとして多くの釣り客が魚釣りを楽しんでいました。釣りも楽しめる海に近い岩場で、ごつごつとしているので滑らないように注意して歩く必要があります。
城ヶ島灯台
城ヶ島灯台です。
西崎の磯
城ヶ島灯台の下に広がっている岩場が西崎の磯です。灘ヶ崎よりもなだらかな岩場が続いているので、観光で訪れる人々は西崎の磯のほうが集まっている様子でした。西崎の磯の近くにある階段を登ってハイキングコースへと入っていきます。
展望台とみはらし広場で小休止
左右を草に覆われたハイキングコースを歩いていくと展望台がありました。ハイキングコースの途中には展望台やみはらし広場という休憩所があります。展望台は海側にせり出すように作られた簡易的なものですが、みはらし広場は椅子に座って太平洋を眺めることができる絶景の休憩場所となっています。
展望台やみはらし広場から見えるのは、房総半島の南側や伊豆大島です。また、東京湾を出入りするタンカーや貨物船を見ることも出来ます。奥には房総半島が、手前には城ヶ島で一番の観光スポットの馬の背洞門が見えました。
馬の背洞門
馬の背洞門は馬の背中のような細くつながっている洞門です。あまりにも細くて今にも崩れそうでとても乗ってみたいとは思いませんが、危険なので登らないようにという看板が立っていました。
自然に出来た穴なので、時間経過とともに風化が進むといずれは崩れ落ちてしまうかもしれません。
ウミウ展望台
県立城ヶ島公園
大混雑で積み残し
城ヶ島公園から坂を下りきったところに城ヶ島公園の停留所があります。城ヶ島公園から三崎港へ戻ろうとしたのですが、路線バスは満員で1時間近くも待たされることになりました。満員で乗り切れなくて積み残しになるのは仕方ないにしても、本数が決して多いわけでもないのに気軽に置いていかれるのはちょっと酷いのではないかと思いました。なんにもないところで1時間もバス待ちをするのは想定外でした。
みさきまぐろきっぷも始まったばかりの企画とは違ってある程度需要の予測はできるはずなので、需要が多い日には増便するなどエリア内の移動については改善するべきと思います。積み残しが発生しているなか有料オプションのけいきゅん号が通過していきました。有料オプションが設定されていること自体は悪いわけではありませんが、積み残しという不手際をカバーするためのオプションとなっているのは残念としか言いようがありません。
おわりに
今回は三崎港に戻ってからにじいろさかな号という観光船に乗船する予定になっていたので、積み残しでいつになったら乗車できるのか分からないのは不愉快な出来事でした。時間帯によっては大混雑で積み残しが発生することがあります。おおよそ30分間隔で運行されているので、1本余裕を見て1時間前にスタンバイしていたのですが、1時間では足りませんでした。少なくとも1時間半はバス停で満員のバスを見送ることになる恐れがあることを念頭にスケジュールを組む必要がありそうです。