鎌倉から藤沢まで乗り降り自由!江ノ島電鉄一日乗車券「のりおりくん」でお得に写真映えスポットを訪れる
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
のりおりくん
江ノ島電鉄の1日乗車券は『のりおりくん』という名前が付けられています。鎌倉から藤沢までの江ノ電の全線を一日自由に乗り降りすることが出来る観光での利用にとてもお得な切符です。また、のりおりくんを提示することで特典を受けることが出来る観光スポットもあります。
江ノ電の終着駅である鎌倉駅と藤沢駅はどちらもJR線に接続しているため、鎌倉から藤沢方面へ向かったり逆に藤沢から鎌倉方面へ向かったり、立ち寄りたい観光スポットに合わせて効率よく巡ることが出来ます。
販売場所
のりおりくんは江ノ電の駅に設置されている券売機もしくはスマートフォンのアプリでデジタル版を購入することが出来ます。券売機で購入する場合は現金で、デジタル版の場合はクレジットカード決済が可能となっています。
紙ののりおりくんとデジタル版ののりおりくんで機能は特に変わりませんが、デジタル版を利用すると自動改札機が設置されている駅では切符を投入して通ることが出来ないので、有人窓口へ行く必要があります。有人窓口にてデジタル版の画面を提示すると通ることが出来ます。
料金
おとな | 800円 |
こども | 400円 |
のりおりくんの料金は、おとな800円、こども400円です。自動券売機で販売されている切符とデジタル版で料金は変わりません。デジタル版のほうが便利ではありますが、紙版は江ノ島訪問の記念になるので、どちらを選ぶかは悩みどころです。
江ノ電に乗って車窓観光
今回は券売機でのりおりくんを購入しました。さっそくのりおりくんを使って江ノ島を目指します。正確には江ノ島の近くにある新江ノ島水族館を目指します。鎌倉駅はターミナル駅なので、鎌倉行きとしてやってきた列車がそのまま折り返し藤沢行きになります。江ノ電2000形列車が先頭車になっていました。
江ノ電300形電車
江ノ電2000形列車に併結されていたのがなんと江ノ電で最も古い江ノ電300形電車でした。狙っていたわけでは無かったのでラッキーなタイミングでした。江ノ電の顔として1960年より走っている古い車両で、現在見ることが出来るのはこの305号車と355号車の2両で構成された1編成のみです。
車内の中で最もレトロを感じさせるのが床板です。床板はプラスティックのようなパネルではなく、木の板が打ち付けられています。頭上はエアコンも搭載されていて他の車両とくらべてもそこまで違和感はありませんが、足元だけは明らかに歴史を感じさせます。
開けた窓からは海がよく見えます。江ノ電は多くの区間を湘南海岸に沿って走ります。路面電車の区間で家屋が迫ってきたかと思えば開放的な海が目前に広がったりと風景の移り変わりが楽しめる路線です。最古の車両とともに江ノ電の車窓旅を楽しむことが出来ました。
おわりに
江ノ電の沿線には様々な観光名所が点在しています。写真映えする人気スポットも何箇所もあります。のりおりくんを使うことで名前の通り乗り降り自由になってお得に巡ることが出来ます。鎌倉や江ノ島の観光で江ノ電を利用する場合はぜひお得な1日乗車券ののりおりくんを検討してみてください。