根室にある原生風景を保存する公園!馬も放牧されている面積75haの湿地「北方原生花園」を訪れる
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
北方原生花園
根室の北方原生花園はおよそ75haの湿地帯にある草原です。冬に訪れたので何もない雪原という感じでしたが、草木が生い茂る6月から7月にかけての時期には100種類以上の花を見ることができるまさに花園になるそうです。
北方原生花園のなかにはミズナラの防風林もあります。ミズナラは、年間を通して強い北風が吹く影響を受けて南側に大きく伸びています。
今回は根室半島観光ツアーで訪れているので立ち寄ることが出来ていますが、路線バスで訪れることは出来ません。以前は北方原生花園の近くにもバス停があったそうなのですが、路線が廃止になるのと同時にバス停も無くなってしまったそうです。
柵の中は広大な湿地帯
放牧されている馬が逃げ出さないように柵が設けられています。開けたら必ず閉める必要があります。入り口のゲートから約2kmの散策路が続いています。散策路は季節になると花がどん詰まりになっているので、終点まで行ったら引き返す形になります。
今は雪と僅かな草しか見えないので、散策路を多少進んでもあまり景色も変わりません。この何もない空間が、季節になると一面に綺麗な花が咲き誇る素敵な空間になるらしいのです。全く想像も付きませんが、ヒオウギアヤメやワタスゲという植物の花が咲いて見応えがあるそうです。
馬が放牧されている
雑草の除去の為に馬が放牧されています。放牧されていますが近づきすぎなければ害はありません。特に一箇所に繋がれているわけではないので、どこにいるかはその時によって変わります。場所は一定ではありませんが、大抵は通りに近いところにいることが多いようです。
なお、散策路の途中にフンが落ちている事があるので、北方原生花園を訪れた際に足元には十分な注意が必要です。
おわりに
どれだけ綺麗な空間でも駅から離れた野原で途中下車するのは難易度が高いので、路線バスがあったとしても訪れにくい場所には違いありません。ツアーの見どころのひとつとして案内付きで訪れるのは良い場所でした。