日没前は青さが際立つ氷の芸術!冬に支笏湖で開催される「氷濤まつり」に行ってみた
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
新千歳空港から支笏湖へ
新千歳空港から支笏湖までは路線バスに乗って約1時間です。氷濤まつりのメインは夕方のライトアップで、ライトアップに合わせて路線バスはとても混み合います。路線バスはあまりの乗客の多さでぎゅうぎゅう詰めでした。
途中のバス停で、立ち乗りの人たちは急遽合流した臨時バスに乗り換えるように案内がありました。近場で10分程度なら我慢もできますが、ほとんどの人が終点まで約1時間近く乗車することを考えると、サービスとしてだけでなく安全面でも座ったほうが良いという判断で臨時バスが運行されることになったようです。
無事に支笏湖に到着しました。夏に来たときはウォーターアクティビティを楽しむ人達が沢山た場所も、大きな雪山が出来てすっかりと冬の景色になっていました。さすがに、こんな寒さの中では水場で遊ぶ人がいるはずがありません。
支笏湖氷濤まつり
支笏湖では毎年2月に『氷濤まつり』という氷を使ったアートの展示を行うイベントが行われます。支笏湖氷濤まつりの開催期間は、支笏湖が年間で最も注目を浴びる期間と言っても過言ではありません。この期間はいつもは余裕のある路線バスが乗り切れなくなるほど人が集まります。
支笏湖氷濤まつりのメインはどちらかというとライトアップされる夜ですが、日中も見どころはあります。今回は日没前に訪れて夜のライトアップを見てから帰る昼夜どちらも見れるスケジュールで支笏湖を訪れました。
入場料
氷濤まつりの入場料は大人1人500円です。過去の資料と比較すると年々少しずつ値段が高くなっているようなので、翌年にはまた変わっているかもしれません。割引等は特に設定がなく、高校生以上は現金で500円支払って入場します。
日中の会場内
支笏湖は透明度の高い水で知られている湖です。支笏湖の水は不純物が少ないため、凍らせると透き通ったきれいな水色になります。きれいな水色の氷柱を見るなら日中がおすすめです。
会場内を見下ろせる高台になっている氷の山もありました。上から見ると展示されている氷の山の大きさが際立ちます。
まるで絵本の中のお話のような幻想的な展示もあります。こういった展示は日中よりも日没後のほうがもっと幻想的に見えそうな予感がします。もう少しすると日没なので、また後で見に来るのを楽しみにすることにしました。
会場の気温はマイナス2度と冬の北海道にしては暖かめでした。0度付近が最も寒く感じるので、氷点下まで下がってしまえば案外暖かく感じると思います。フード付きのダウンやコートを着て、カイロをポケットに入れてあれば、歩いているうちにむしろ暑く感じるかもしれない気温です。
日没近くなって周囲が少しずつ暗くなって来ました。氷柱の足元に設置されたライトが目立ってきました。夜の氷濤まつりの時間が近づきつつあります。
おわりに
夏には駐車場として使われている広場が、氷で作られた芸術作品の展示会場になっていました。日中は氷柱の青さを見てその美しさを見て楽しむことができました。日没後はどのような景色になるかもう少し待ってみることにします。