帯広・中札内にある六花亭の包装デザインの世界観を再現した庭園「六花の森」へ行ってみた
はい、皆さんこんにちは。いんたらくとです。
六花の森までの道
六花の森は帯広の南にある中札内村という場所にあります。廃線になった旧国鉄の路線にそって走っている路線バスにのって『道の駅なかさつない』まで移動してきました。道の駅まではバスで訪れることができたのですが、道の駅から六花の森までの約1.5kmは公共交通機関や送迎バスなどがないため徒歩で移動します。
左右に畑が広がる静かな道を進んでいくので心配にはなりますが、近づいてくると『六花の森』と『矢印』が書かれた目印がみえました。他に道もないので目印にそって進めばあと少しです。
六花の森
旭川〜富良野〜十勝を結ぶ北海道ガーデン街道南端のこの地に花柄包装紙に描かれた草花でいっぱいの森をつくりたい。
https://www.rokkatei.co.jp/facilities/%E5%85%AD%E8%8A%B1%E3%81%AE%E6%A3%AE-2/
六花の森はそんな願いを込めて100,000平方メートルの広大な大地に誕生しました。
六花の森は六花亭の包装デザインになっている草木花の模様の世界観を現実に再現しようという試みで作られた庭園です。六花亭のお菓子の包装デザインを見たことがある方はすぐにピンと来るかもしれませんが、ピンと来ない方に向けて説明をすると六花亭のお菓子の包装デザインには草木花のイラストが描かれています。六花の森ではそういった草木花をイラストではなく季節ごとに実物で見ることができます。
入場料
| 大人 | 1000円 |
| 小人 | 500円 |
入場料は大人1000円、小人500円です。入り口にあるチケット売り場で支払いをすると入場券としてオリジナルのポストカードが貰えます。当日の再入場はチケット代わりのポストカードを見せることで可能だそうです。ちなみに、入場券の支払いは六花亭の店舗と同様に現金以外にもクレジットカード等が使用できました。
六花の森を散策する
入場ゲートをくぐったら早速彫刻を見つけました。訪れた日は小雨が降ったり止んだりを繰り返していたので、地面が濡れていますが、木材チップが通路に敷かれているので水たまりやぬかるみはありません。屋外の庭園を歩くので晴れている方が好ましいものの雨でも安心して歩くことができます。
先ほどとは違う野ウサギの彫刻がありました。もともとのイラストが描かれた環境ではたくさんの野生動物が見られたそうです。流石に六花の森の中では本物の野ウサギを見ることはないと思われるので、代わりに彫刻が設置されているようです。
平面の庭園ではなく、水場もあれば起伏もあります。エリアごとに様々な草木が植えられています。イラストではない現実の庭園は季節によって異なる景色を見ることができる様になっています。
季節によって様々な花が見られるようになっているので、見頃を過ぎたエリアももちろんあります。
順路を進んでいくと枠だけの額縁が設置されているのが見えました。周囲よりも高い丘になっているので、どこからでも綺麗に見えるようになっていますが、特にきれいに見える場所はきっとこの額縁がある場所なのでしょうか。額縁越しに見える景色はいわば六花亭おすすめの景色です。
六花亭の包装デザインの世界観をもとに作られた庭園なので、イラストとして見たことがあるような植物も当然見つけることができます。どうしても生きているものなので、植物園のように「どこどこでどんな花が必ず見られる」わけではありません。
園内にある展示棟
六花の森の園内にはいくつかの展示棟があります。各建物ごとに決められたテーマごとに絵画や雑誌などが展示されています。
六花亭の包装デザインの壁紙が壁一面に張られた建物です。どこに額縁を下げても絵になります。
見終わったらお昼休憩
ぐるっと1周回って入り口近くまで戻ってきました。六花の森の入り口横にはお土産を販売する売店と喫茶コーナーがあります。六花の森は歩きながら見て回る屋外の庭園なので戻ってくるとほぼ確実に休憩が必要になります。道の駅まで行って食事をしても良かったのですが、つくりたてのマルセイバターサンドも食べられるそうなので、せっかくなのでちょうどお昼時だったのでご飯を食べることにしました。
おわりに
六花亭の包装デザインは他のお菓子メーカーとくらべても特徴のあるお洒落なデザインになっています。そのデザインの世界観が好きな方はとても楽しめると思います。なお、広いガーデンなので見てまわるとそれなりの運動になります。水分補給などの準備は確実にしていくことをおすすめします。
